インテリア

シンプルだからこそセンスが際立つ、清楚なスズランのブーケ

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

11月8日の贈り花

11月8日の贈り花

清楚でかわいらしい方にスズランのブーケを贈る

地元・広島のラジオ番組に呼ばれ、2時間、花の話をたっぷりする機会をいただきました。花の話の間に、私が選んだ曲を7曲も流してもらい、楽しい時間を過ごさせていただきました。とても緊張したのですが、ラジオパーソナリティの女性のリードに感謝しつつ、さすがにプロだなあと感心させられました。

その女性に手土産としてプレゼントしたのが、写真のスズランのブーケです。そのラジオ番組は以前からよく聴いていたので、MCの方をイメージし、清楚でかわいらしい花、そうだ、スズランだとすぐに思い浮かびました。

新潟から届いた季節はずれのスズランに、蕾ガーベラとハーブを添えたシンプルなブーケです。スズランは葉もとてもきれいなので、葉でラウンド型を描くように束ねました。

顔に近づけると、パイナップルミントの甘くさわやかな香りが漂います。収録が土曜日だったので、香るブーケで日曜の朝をさわやかに迎えてくださるといいなと思いました。

【使用花材】
スズラン
蕾ガーベラ グリーンスパイク
パイナップルミント

贈り花のヒント
今回使用したスズランは、季節はずれの珍しいものですが、多く出回るのは1月〜6月です。ちなみにフランスではスズランは昔から幸福をもたらす花として人気が高く、5月1日は「スズランの日」とされ、愛する人やお世話になった方に贈る習慣があります。純白で愛らしいベル型の花は、どなたにも喜ばれます。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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