インテリア

紅白のダリアに「おめでとう」の気持ちを託したラウンドブーケ

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

10月27日の贈り花

10月27日の贈り花

お祝いの気持ちを紅白のダリアに託して

長年携わっていた仕事が見事に完遂したお祝いにと、スタッフからチームリーダに贈る花の依頼を受けました。

お祝いと聞いて、今が盛りのダリアがすぐに思い浮かびました。ダリアには紅白の複色品種が豊富に揃っているので……。

選んだのは、緋色と呼ばれる朱色が少し混じった明るい赤と白の初夢というダリア。鮮やかなコントラストが美しく、中輪なので束ねやすい品種です。

紅白だけでは賑やかすぎるので、少しくすんだシックなピンクのカーネーションと、白いスカビオサを加えて、程よい落ち着き感をプラスしてみました。明るい葉色のリーフを加えると、ぐっとナチュラルな印象になります。

お祝いの会で手渡すということなので、持ち帰りやすいラウンドブーケにしました。

仕事に携わった皆さんの清々しく、誇らしい気持ちをブーケで表現すると同時に、紅白の花色に「おめでとうございます」の気持ちを託しました。

【使用花材】
ダリア 初夢
カーネーション レージェ
スカビオサ トールダブルホワイト
テマリシモツケ ルテウス
アップルミント

贈り花のヒント
このところダリアが連日のように登場しますが、今まさにダリアの最盛期です。これほど豊富に品種が揃うのは、ダリアの育種が世界でいちばん盛んに行われている日本ならでは。

この時期の贈り花にはダリアの利用がおすすめです。もちろん、お気に入りの品種を自分用にもアレンジして、ダリアの季節を満喫してみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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