インテリア

花束の主役は、ポルトガル語で「サクラ」という意味の美しいバラ

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

10月23日の贈り花

10月23日の贈り花

奥さまへのプレゼントを東京へお持ち帰り!

結婚記念日に奥さまへ贈る花のオーダーをいだたきました。奥さまはダイヤモンドリリーがお好きとお聞きし、ちょっとうれしくなりました。これは「横山園芸」さんのダイヤモンドリリーをたっぷり使えるぞー、と。

何度もご紹介していますが、東京都清瀬市の「横山園芸」の横山直樹さんが所有するダイヤモンドリリーの品種数は世界的にもトップクラスで、常に新しい花色を育種されています。

今年も秋口から毎週のように届くダイヤモンドリリーを見て、すばらしいクオリティだと感心していました。

メディカルアロマの先生である奥さまは、バラにも精通されていて、セレジェイラもお気に入りだそう。「セレジェイラ」はポルトガル語で「サクラ」という意味。花色のピンクがとても魅力的なバラです。

バラのピンクに合わせて、ダイヤモンドリリーは紫を選びました。もう一つ、とても素敵なピンクのカーネーションが入荷したので、それでピンクのボリュームをアップし、さらに季節はずれの珍しいスズランをアクセントに加えると、エレガントなブーケになりました。

さて、このブーケ、ちょうど広島に出張でいらっしゃっていたご主人が来店され、そのまま東京に持ち帰られました。大きな花束を抱えて新幹線に乗るご主人。奥さまへの愛情が感じられて、とても素敵だと思います。

【使用花材】
ダイヤモンドリリー
バラ セレジェイラ+
スズラン
クレマチス フラッシュピンク
カーネーション ちはや
ルビーグラス
ビバーナム スノーボール
ユーカリ

贈り花のヒント
カーネーションは切り花では通年出回っているため、当たり前過ぎてあまり感心を持たない方も多いと思います。でも最近のカーネションは、品種が豊富でとても美しく、「これがカーネーション」と驚くような個性的な品種もたくさん登場しています。

今回のブーケで使用した、ちはやもとてもおしゃれ!花屋さんにどんなカーネーションが並んでいるか、ぜひチェックしてみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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