インテリア

秋色の赤い花を探して。赤が似合う素敵なマダムへのプレゼント

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

10月20日の贈り花

10月20日の贈り花

エレガントな秋色レッドを誕生日の贈り花に

赤がよく似合う素敵なマダムに誕生日のお花を、というご依頼をいただきました。赤がよく似合うマダム、どんな方だろう。きっとおしゃれで華やかな方だろうなぁ、とイメージを描いてみました。

もちろん、花色合わせは赤がメイン。それも日々深まる秋色レッドです。

東京都清瀬市の「横山園芸」さんから毎週のように届くダイヤモンドリリーの中に鮮やかな朱色混じりの赤を、佐賀県太良町の「明日香園」さんから届いたケイトウの中にクラシックな赤を見つけました。

さらに赤バラの代表格のファーストエディション、紅葉したヒペリカムの赤い実などさまざまな秋色レッドを集めました。こうやって、季節を象徴するような一色を探していくプロセスはとても楽しく、ぴったりの花が見つかるたびにテンションが上がっていきます。

そんなさまざまな秋色レッドの中に、個性的なスパイダー咲きのマムのバルタザールをアクセントとして加えてみました。きっと赤が似合うマダムは、素敵な個性の持ち主と想像…。

秋という季節は赤がいいですね。華やかなのにエレガントで派手すぎない、大人に似合う色ではないかと思います。秋色レッドを抱えたマダムの姿をぜひ見てみたいと思いました。

【使用花材】
ダイヤモンドリリー
ケイトウ アスカセレクトレッド
バラ ファーストエディション
マム バルタザール
紅葉ヒペリカム マジカルミッドナイトグロー
ベニスモモ

贈り花のヒント
何かひと色をメインに決めてアレンジする場合は、ニュアンスの異なる色を集めることが大切です。鮮やかな色、少しくすんだ色、濃淡の変化がある色…など。同じトーンの色ばかりになると、アレンジに奥行き感がつきにくく、平面的な仕上がりになりがちです。

花色はとても豊富にあり、探してみるといくつも候補が見つかるはずです。その色選びのプロセスもとても楽しいので、ぜひ、ひと色メインの色合わせを試してみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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