インテリア

バラ好きが注目する「わばら」。心を惹きつけてやまない、人気のバラです

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

10月18日の贈り花

10月18日の贈り花

華やか&しっとり。「わばら」のバースデーギフト

バラ好きな方はきっとご存じだと思いますが、いま「わばら」がとても人気を集めています。

「わばら」というのは、バラの育種家の國枝啓司さんが生み出すオリジナル品種のブランド名で、滋賀県にある「ローズファームケイジ」で栽培されています。

國枝さんご本人は「ばら作家」という肩書きを使っていらっしゃいますが、まさに見るものの心を惹きつけてやまない魅惑的な「わばら」の数々は、それぞれが國枝さんにとって丹精込めて仕上げた作品なのだと思います。

そんな「わばら」の中からつむぎ、かなた、という2種類を手に入れました。

つむぎは平咲きと呼ばれ、ダリアのように満開に開くタイプで、花弁の繊細な重なりがとても美しい品種です。かなたは半八重の変わり咲きで、ピンクの花びらに白の縦斑が入る個性的な品種です。

誕生日の贈り花のオーダーを受け、この2種類の「わばら」をメインにしたアレンジを作りました。

バラの濃淡ピンクをさらに印象づけるために、チョコレートコスモスのダークな色を加え、丸い花形のバラとは異なる、スマートな穂状の花、セロシアも加えて動きをつけてみました。

たおやかでしっとりした情緒を感じさせる美しいバラの秋アレンジ。今年のお誕生日のこの花が、長く印象に残ることを願っています。

【使用花材】
バラ つむぎ、かなた
リシアンサス NF秋ピンク
チョコレートコスモス
セロシア ホルン
豆軍配ナズナ
ユーカリ

贈り花のヒント
てまり、美咲、かおりかざり、ひより、しらべ、など「わばら」はネーミングもとても素敵!

出回り量が少ないので、時間的に余裕があれば、「わばら」を使いたいと花屋さんにオーダーしてみるとよいでしょう。まだ珍しいバラなので、バラ好きな方にもきっと喜ばれると思います。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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