インテリア

花屋さんで鮮度の良い花を選ぶには?花弁、葉、茎、それからここをチェック!

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

10月16日の贈り花

10月16日の贈り花

トラットリアの周年記念に新鮮なバラのアレンジを

常にクオリティの高いバラを生産してくださる広島県竹原市の「神田バラ園」さん。その神田さんがたくさんのバラを抱えて来店されました。お知り合いのトラットリアの周年記念に贈るアレンジを、その朝に摘んだバラで作ってほしい、というご依頼です。

ご持参くださったバラは3種類。上品なオレンジ色のカルペディエム、優しいピンクのプティアムール、そしてニュアンスのある落ち着いたピンクのデザート。

近くにあるので、いつも鮮度の高いバラを入手できるのですが、直接お持ちいただいたとびきり新鮮で生き生きした花を見て、テンションが上がりました。輸送によるストレスがまったくないバラが使える機会など滅多にありませんから…。

3種類を合わせると、それだけで美しい色合わせですが、引き締め役としてチョコレートコスモスを加え、紅葉したヒペリカムで季節感をプラスしました。

バラの本数もたっぷりあり、ボリューム感のある華やかなアレンジに仕上がりました。

神田さんはできたてのアレンジをそのまま車に乗せてトラットリアへ。これほど早くお届けできることなどまずないので、今回のお祝いの花は美しさもさることながら、鮮度のよさがいちばんのポイントかもしれません。

【使用花材】
バラ カルペディエム、プティアムール、デザート
チョコレートコスモス
紅葉ヒペリカム マジカルミッドナイトグロー
コロニラ

贈り花のヒント
贈り花をご自身でアレンジする場合は、花屋さんに行ったら、まず鮮度のよさで花材を選んでください。

花びらが傷んでいないか、葉が傷んでいないか、花色が褪せていないか、茎がしっかりしているか、などをチェックします。

花材の鮮度はアレンジの美しさにけっこう影響するものです。当然ながら贈ったあとの花持ちもよくなるので、花をより長く楽しんでいだたけます。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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