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「わばら」をご存じですか? 会話も弾む、華やかな秋色のブーケを贈る

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

10月8日の贈り花

10月8日の贈り花

わばらと秋の花のコラボを贈る

日本のバラの育種はとても優秀で、数多くの優秀な品種が生み出されています。なかでも、ひときわ個性的なバラを生み出す方が滋賀県守山市にある「ローズファームケイジ」の國枝啓司さんです。色合いも花姿も繊細で、和の花と合わせてもよく合う國枝さんのバラは「わばら」というブランドで出回ってます。品種名がすべて和名なのも親しみやすく、すぐに覚えます。

そんな「わばら」のひとつ、みさきなでしこという品種が届きました。外側の花びらが白く、中心に行くほどピンクがのり、それが奥行き感を生み出して、より花形を美しく見せています。甘いピンクではない、どこかすっきりしたクール感のあるピンクなのも魅力的。

その美しいわばらを、キラキラと輝くオレンジ色のダイヤモンドリリーと合わせ、東京へお祝いのブーケを仕上げました。挿し色にラベンダーを加えると、ぐっとエレガントに。ベニスモモのシックな葉色を背景に、華やかな秋色が映えるブーケです。

【使用花材】
バラ みさきなでしこ
ダイヤモンドリリー
クレマチス ミセスマサコ
ラベンダー
ベニスモモ ファスティギアータ
タラスピオファリム
銀葉アカシア

贈り花のヒント
ローズファームケイジ」のわばらは、どことなく古都・京都のようなはんなりとした雰囲気が特徴です。ほかには、かおりかざり、結(ゆい)、てまりなどがありますが、出回り量が少ないので、品種指定で花屋さんにお願いしてみるとよいでしょう。もしお店でわばらのシリーズを見かけたら、ぜひ入手してご自宅に飾ってみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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