インテリア

喜寿のお祝いに男性へ贈る花。気恥ずかしさなく手にしてもらえる色のポイントは?

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

9月11日の贈り花

9月11日の贈り花

喜寿のお祝いに秋のバイオレットを集めて

お父さまの喜寿(77歳)をお祝いに、素敵なバイオレットの花を集めてアレンジしました。

バイオレットにしようと決めたのは、北海道の「JA伊達市」からとてもクオリティの高いアスターが届いたからです。まだ暑さの残るこの時期に、すでに涼しくなり始めている北海道で栽培されたアスターは、花がよく締まり、色ものって鮮明なバイオレット!スペシャルな花を手にすると、いつもよりテンションが上がるのは花屋の習性だと思います。

バイオレットのアスターに合わせたのは、ラベンダー色のリシアンサス、不思議なフォルムのエリンジウム、クレマチス、そして、ダークな色が個性的なパフィオペディルム。この時期には素敵なバイオレットがたくさん集まります。

濃淡バイオレットのアレンジに、シックな葉色のベニスモモと淡いピンクがかわいらしいシンフォリカルポスを加え、グラデーションの幅をさらに広げて仕上げました。この色彩なら男性でも気恥ずかしさなく、手にしていただけると思います。

【使用花材】
アスター ボブバイオレット
リシアンサス NFラベンダー
エリンジウム リーベンウォルシー
クレマチス ミセススミエ
パフィオペディルム
シンフォリカルポス チャーミングファンタジー
ベニスモモ ファスティギアータ

贈り花のヒント
新鮮な花はいきがよいだけでなく、贈ってからの花持ちもよくなります。長く楽しめるというのも、喜ばれる贈り花の大切な条件。私が国産の花にこだわる理由のひとつも鮮度にあります。ご自身で花屋さんに行って花を選ぶ際には、鮮度を見極めるようにしてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

Ranking今週の人気記事 ベスト5

家庭画報 最新号

2019年10月号 8月30日(金)発売

モナコ公国 華麗なる舞踏会

一部地域は輸送の関係で発売が遅れる可能性があります。

© SEKAI BUNKA PUBLISHING INC. All rights reserved.

Loading