青いドレスを引き立てるウエディングブーケ！かわいいボールブーケはバラが主役

9月7日の贈り花

色とりどりの花をウエディングブーケに

ウエディングブーケというと基本色は白ですが、今回はオレンジ、ブルー、薄紫、赤と色数豊富なブーケに仕上げました。どうして花色が多くなったかというと、合わせるドレスをいちばん引き立てる花を、と考えたからです。

お色直しに持つと伺い、ドレスを見せていだたくと、少しシックなサックスブルーの単色使いでした。そのドレスに白い花では寂しい印象になりがちなので、サックスブルーを背景にいちばん引き立つオレンジ色をメインに使うことに。オレンジ色とブルーは反対色の関係。まったく異なる色味を持つ2色ですから、コントラストが強くなり、互いを引き立て合う効果があります。


ブーケの中にも鮮やかな水色のオキシペタラムを加えてアクセントに。オキシペタラムとはブルースターのことです。また、丸い花でもバラとは異なる花形のスカビオサを加え、花形の対比でも変化をつけています。

花色のコントラストがぱっと目立つように、グリーン花材は少なめにしています。じつは花嫁さんからのリクエストは、花がぎっしり詰まったブーケにしてほしい、とのこと。華やかでかわいらしいボールブーケを持つ花嫁さん、美しいだろうなぁ、と花を束ねながら私も幸せな気持ちになりました。

【使用花材】
バラ オレンジロマンティカ、トゥールーズロートレック
スカビオサ クイーン、ラベンダー
オキシペタラム ピュアブルー
アップルミント
キャットミント

贈り花のヒント
結婚式にはフォーマルな雰囲気に合わせて白い花をメインに使いますが、披露宴や2次会のパーティでは、カラフルな色使いのブーケもおすすめです。

特にお色直しはがらりと印象が変わるほうがゲストの方も喜ぶと思うので、ドレスをより引き立てる花色を自由に選ぶのがよいと思います。

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