歯科クリニックの開業祝いに贈る花。小さなクレマチスが可愛いさわやかなアレンジ

9月3日の贈り花

歯科クリニックの開院を祝うさわやかなアレンジ

病院や規模の小さなクリニックなどの開院にお祝いの花を、というオーダーをよくいただきます。医療機関に花を贈るときに気をつけているのが、そこにいらっしゃる皆さんに、気持ちよくなっていただくことです。病気で不安になっていたり、また、これから行われる治療に緊張している方もいらっしゃいますから、花を目にすることで少しでも気持ちを和らげていただけたらと思います。

まず気をつけたいのが花色です。派手すぎる原色や全体的にダークな色合わせは避けるのが基本。医療機関では清潔感があることも大切です。今回はさわやかさを感じさせる透明感のあるピンクをメインに使い、ピンクがより美しく引き立つようにアクセントにアジサイのブルーを加えました。


そして、やはり贈り花には季節感が必要です。今回のアレンジでは少しくすんだブルーで、アンティーク感のある秋色のアジサイを選びました。 夏から秋まで出回るクレマチスの中から、とてもかわいらしい天使の首飾りという品種を選んでアクセントに加えました。白衣の天使＝看護師さんという、遊び心でもあります。

【使用花材】
バラ Madka、イブミオラ
アジサイ ロデオクラシックブルー、ベレナクラシック、アナベル
クレマチス 天使の首飾り
ケイトウ デリーパール
ロータス・ブリムストーン
テマリシモツケ ルテウス
ベニスモモ ファスティギアータ
フランボワーズ

贈り花のヒント
医療関係の施設への贈り花に、けばけばしさは厳禁です。フレッシュ感を出すためにグリーン花材をよく利用しますが、今回はグリーンのトーンも抑えめにして、少しシックな雰囲気にしています。

淡い緑色のアジサイ アナベルやロータスブリムストーンなどは、トーンを抑えたいときに使うと効果的です。

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