インテリア

八重咲きのコスモスを見たことがありますか?

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

8月25日の贈り花

8月25日の贈り花

彼女の誕生日に秋の気配たっぷりの花を贈る

彼女の誕生日に贈るお祝いの花です。その彼女は花屋さん。私と同業者ということで、プロにも「わー、素敵!」と思っていただけるブーケを束ねようと花選びから力を入れました。

花屋さんであれば、この時期にどんな花が出回るかはよくご存じのはず。なので、出回り始めたばかりの花を使って、季節に先駆けてアレンジにすることにしました。

秋といえばコスモス。少し前から出回っていますが、ちょうど今頃から品種が豊富になってきます。選んだのはダブルクリックという八重咲きの華麗な品種。花によって色幅があるのですが、それが自然のグラデーションを描いてとてもきれいです。可憐な一重咲きのコスモスも好きですが、八重咲きの華やかさもまた魅力です。

アクセントに、これから晩秋にかけてよく出回るチョコレートコスモスを、束ねた花の外側に飛ばすように挿しました。このシックな花色が加わると、アレンジ全体が締まった印象になります。

プロの目で見た感想をぜひお聞きしたいものです。

【使用花材】
コスモス ダブルクリッククランベリー、ダブルクリックバイカラーバイオレット
チョコレートコスモス
ガーベラ ファンシースパーダ
バラ ペッパーベリー
ルリタマアザミ
スモークグラス
テマリシモツケ ルテウス

贈り花のヒント
秋を感じさせるコスモスは、切り花でも出回ります。最近ではとても品種が豊富で、クリーム色や黄色も登場しています。茎が細いので弱々しく見えますが、意外に日持ちがいいので、贈り花に最適です。これから10月上旬くらいまでが出回りの最盛期なので、ぜひ利用してみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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