インテリア

ひと足先に秋の気配を。セミカクタス咲きの個性的なダリヤを見たことがありますか?

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

8月17日の贈り花

8月17日の贈り花

秋を先取り、バースデーにダリアのアレンジを

各地の花市場はほぼ8月のお盆に休業となります。入荷も出荷も一時的にストップするので、お盆休みの前と後では花の種類が大きく変わります。生産者さんはお盆明けから秋の花の出荷を始める方が多いので、お盆明けの花市場は一気に秋っぽくなります。

東京から神奈川のお友だちへ、誕生日の贈り花のオーダーをいただいたので、この時期から一気に出回るダリアをメインにアレンジをしました。ダリアは秋になると花色が冴えてより美しくなります。今回使用したのは、長野県の「フラワーファーム沓掛」さんから届いたスターズレディという品種。細い筒状の花びらが個性的なセミカクタス咲きのダリアですが、長野の農場はすでに秋の空気なのか、透明感のあるピンクの花色が惚れ惚れするほどの美しさです。

ダリアのかわいらしいピンクに合わせ、まん丸の実が愛らしいシンフォリカルポスを加えました。シンフォリカルポスもこれから冬まで出回る花材です。

季節を先取りした贈り花で、お祝いの気持ちと同時に涼やかな空気感も感じていただけたら幸いです。

【使用花材】
ダリア スターズレディ
リシアンサス アッシュ、マキアルージュ
シンフォリカルポス マジカルアバランチェ
テマリシモツケ ルテウス
バラ フルブルームラナンキュラ創
セダム

贈り花のヒント
ダリアは品種にこだわらなければ一年中入手できますが、いちばん種類が揃うのはお盆過ぎから秋にかけてです。サイズも大小さまざまあり、花姿も花色も豊富。メインにもサブにも利用でき、とても使い勝手のよい花です。特に秋のダリアは花色が冴えてより色鮮やかになるので、これからの時期にぜひ利用してみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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