インテリア

お盆の準備に。仏花にこだわらない素敵な「お供え花」のアレンジ実例4

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

8月11日の贈り花

8月11日の贈り花

お盆のお供え花をもっと素敵に、おしゃれに!

地域によってお盆の期間は異なりますが、お届けがいちばん多いのはやはり8月のこの時期です。今回、ご紹介するのは、東京にお住まいの娘さんたちから広島へ、初盆のお供えの花です。

初盆ということで、華やかな暖色系は使わず、白と緑に淡い紫を加えたアレンジを制作しました。

白と淡い紫はふんわりと優しい花形のリシアンサス。これだけだとありきたりなので、白に緑のストライプが入ったしゃれたランの、パフィオペディルム クレアドルーンをアクセントに加えました。「何、この花? すごくおしゃれ!」とご家族で話題にしていだたけるといいなと思います。ランが入ると個性的に、そして高級感も演出できます。

お供えしたときに、少しでも涼しげに感じていだたけるように、ヤマゴボウやガレギフォリアなどのグリーンもたっぷり加えました。

今回のフォトギャラリーでは、もう3点、初盆に贈るブーケを紹介しています。お供えの花だから、と仏花にこだわる必要はないと思います。夏の花贈りのシーンとして、素敵なアレンジを贈ってみてはいかがでしょう。

【使用花材】
リシアンサス セレブリッチホワイト、N4-フリンジラベンダー、アンバーダブルモヒート
パフィオペディルム クレアドルーン
ガレギフォリア
ヤマゴボウ
キイチゴ ベビーハンズ

贈り花のヒント
関西では初めて迎えるお盆のことを「初盆」といいますが、関東などでは「新盆」と書き、にいぼん、あらぼん、しんぼんなどといいます。地域によって時期も慣習も異なりますが、故人を偲ぶ気持ちは変わりません。その地域の慣習にならった贈り花をするよう、あらかじめ調べておくとよいでしょう。

おしゃれなお供え花の実例2~4は、下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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