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卒寿のお祝いに、紫の花をメインにした気品のある花色のブーケを

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

7月24日の贈り花

7月24日の贈り花

卒寿のお祝いに気品のある花色のブーケを

お祖母さまの90歳の誕生日・卒寿をお祝いする花です。卒寿は古希(70歳)や喜寿(77歳)と同様に、紫がテーマカラーとされています。そこで、紫の花をメインにオレンジや黄色を合わせて気品のある、明るいブーケを作りました。

紫の花はリシアンサスのNFラベンダーとセアノサス。エレガントで本当に美しい花色です。そしてオレンジの花はバラ2種、黄色の花はポンポンのような形がかわいらしいエキナセア。花形の異なるタイプを集めたので、表情豊かなアレンジになったと思います。

ちなみに紫と黄色は補色の関係にあり、色味が大きく異なることから互いを引き立て合います。パッと目立つインパクトのある花束にしたいときに、効果的な色合わせです。

ビビッドな花色だけでは暑苦しい印象になりかねないので、スモークグラスを加えて涼しげに、ナチュラルでエアリーな雰囲気に仕上げました。

【使用花材】
リシアンサス NFラベンダー
セアノサス ヘンリーデスフォッセ
バラ ブラッドオレンジ+ 、モンシュシュ
エキナセア レモンアイビュー
ダリア サックルピンク
スモークグラス
カシス

贈り花のヒント
今年(2019年)に卒寿を迎えるのは、満年齢で数えると昭和4年生まれ、数え年では昭和5年生まれの方です。元々は数え年でしたが、最近ではどちらでもよいとされています。60歳の還暦から長寿のお祝いがけっこうありますが、これも大切なアニバーサリー。花贈りの機会が増えることを楽しんで、そのつど、異なる印象のブーケを贈ってみてください。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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