高知県芸西村で栽培されたフロックス‘クリームブリュレ’。落ち着いた花色ながらかわいらしさも併せもつとてもおしゃれな花です。‘クリームブリュレ’とはよく付けたもので、花名を聞いただけで使ってみたくなります。庭で咲く草丈が30〜40cm程度で、切り花でも短めですが、ブーケにもアレンジにも使えます。

「フルール トレモロ」で毎月開催するレッスンでも、フロックス‘クリームブリュレ’を使いました。シャクヤク‘ミセスルーズベルト’、アストランティア‘ローマ’、ライスフラワー‘ライトピンク’、クレマチス‘リシアリス’、カラー‘ピカソ’にエンドウマメのつるを加えたブーケは、庭で咲いている花を束ねたようなナチュラル感があります。

こちらもレッスンで制作したブーケで、フロックス‘クリームブリュレ’を使いました。染めのアスチルベ‘ラベンダー’やマーガレット‘ドリームカシス’、スカビオサ‘プリエルージュ’などにフレッシュグリーンのビバーナム・スノーボールをたっぷり加え、花があふれる初夏の庭のような雰囲気に。種類を多く使ってもナチュラルな雰囲気があるのは、よく庭で見かける花のフロックスが加わっているからかもしれませんね。
奥信濃と呼ばれる長野県飯山市の「梨元農園」さんから届いたフロックス‘ミスティックグリーン’。黒紫のガクに包まれた蕾が開くと、淡い緑色がかったクリーム色の花に。品種名通りミスティック(神秘的)な魅力をもつ個性的なフロックスで、オイランソウの和名で知られるパニキュラータの系統です。

クリニックの開院祝いに、フロックス‘ミスティックグリーン’を加えたアレンジを。バラの、‘ニーナドレス’と‘シャンパンロマンティカ’にアジサイ‘マジカル ルビーブルー’、スカビオサ‘マリーベル’、セルリア‘ブラッシングブライド’などを合わせ、グリーンスケールやフランボワーズのグリーンをたっぷりあしらいました。‘ミスティックグリーン’の黒紫が全体を引き締め、大人っぽい雰囲気を出してくれます。

花弁がなく、ガクが房のように咲く個性的なフロックスの‘グリーンライオン’。珍しい花に創作意欲もぐぐっと高まります。切り花用に作出された品種なので長さも十分にあり、花もちもよいです。

シックなえんじ色が個性的な‘ブラインドライオン’もあります。すき間を埋めるのに使いやすく、同時に大人っぽい雰囲気をもたらす役目もしてくれます。‘グリーンライオン’とともにパニキュラータの系統です。

バラ‘シーアネモネ’とエキナセア‘マーシャルポンポン’に、くるくる巻いたクレマチスのシードを加え、すき間をフロックスの‘グリーンライオン’と‘ブラインドライオン’で埋めたアレンジです。かわいらしいバラとエキナセアの組み合わせが、珍しいフロックスを加えることで、より個性的な表情の贈り花になりました。

「とてもかっこいい女性」という先輩の誕生祝いに贈るブーケです。花心が紫のカラー‘エアーブラッシュ’とリシアンサス‘NFブルー’に、黄色のバラ‘トゥールーズロートレック’とシックなえんじ色のバラ‘イントゥーリーク’を合わせました。花色の対比からインパクトのあるブーケになったと思います。花と花のすき間を埋めるのはフロックスの‘グリーンライオン’と‘ブラインドライオン’。必要な長さに切り分けて使えるので、とても重宝します。