〔特集〕名家の雛祭りと今様のお雛飾り 桃の節句を祝う 〈第2章〉 省スペースでありながら、伝統工芸の確かな技と美しさはそのままに──。現代の暮らしに寄り添う上質でコンパクトな雛飾りを、横瀬多美保さんのスタイリングでご紹介します。
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コンパクト、省スペースが時代のニーズ
今どきのモダンな自由雛【折り雛】

桐箱を舞台に。復刻版の創作折り雛
──備前凸版工作所
京都出身の折り紙作家・中島種二(1894~1954年)が編んだ『創作折雛集』を、多色刷り凸版印刷で丁寧に復刻。
昭和初期に刊行された木版刷り全14種の中から3種を選び、台紙付きの雛を桐箱に収めています。中島さんが提唱した“美しい折り紙”の精髄を、小さな舞台に凝縮した趣が魅力。
「お雛様はマグネットで固定されており箱から外しても飾れますが、桐箱ごとデスクに立てかけて書斎の一角に春を呼び込むのも素敵です」(横瀬さん)。
「復刻・中島種二 創作折雛集」(桐箱:高さ13 × 幅13 × 奥行き1.8センチ)。手前「奈良古雛」3300円、奥右「立折雛」2640円、奥左「伏見折雛」2200円/備前凸版工作所
(次回へ続く。
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