〔特集〕現地特別取材・インテリアの新潮流を探る 2025ミラノデザインウィーク探訪 ミラノサローネとは、「ミラノサローネ国際家具見本市」のこと。この6日間の家具の見本市が、ミラノ市内のデザインイベント「フォーリサローネ(サローネの外)」の活動を促し、この2つを総称して「ミラノデザインウィーク」と呼ばれる“世界最高峰のデザインの祭典”を生み出すことになりました。デザイン界において、ミラノは、創造性とアイディアのプラットホームであり、世界へのゲートウェイ。「デザインの首都」で、インテリアの新潮流を探りました。
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【moooi(モーイ)】
オランダ発、突き抜けた独創性が光る
2001年にオランダで生まれたモーイは、革新的かつ独創的な作品で世界中のデザイナーにインスピレーションを与える創造的インテリアブランド。
身長190センチ以上で、華やかなロックスターのような出で立ちだが、モーイ創業前後に、大学院で経営学を修めたという勤勉家。背後の照明「レイモンド2」は、数学者がデザインしたという点で、限界を押し広げるモーイの哲学を感じさせるヒット商品。
牽引するのは共同創業者にしてアート・ディレクターであるマルセル・ワンダース。かつてはデザイン界の寵児とも異端児とも呼ばれた奇才です。
「モーイは、誰も想像しなかったものを作るブランド。それが私たちの核心」。
デザイナーとしてのみならず、アート・ディレクターとして、才気溢れるデザイナーを見出し、指示を出すのではなく、彼らが何を作りたいのかに耳を傾けることで、創造的な文化、土壌を築き上げてきました。
「サーペンタイン8ラージライト」は、渦巻き状のフォルムがドラマチック。
ニコラス・ベイカーによる新作、ヘイベールラウンジチェアとフットスツール。幼少期の農場生活の記憶にインスピレーションを得て、束ねられた干し草の実用性を、建築的なモジュラー式のシーティングシステムへと昇華した。
今春は、サローネ初出展に加え、モーイの世界観を体現する新店舗をミラノにお披露目。存在感と勢いを増すモーイの、常識を突き破る新しい挑戦から目が離せません。
「モーイを知らない人に出会いたい」とサローネに出展。モーイの照明は強い人気を誇る。
トーヨーキッチンスタイルhttps://www.toyokitchen.co.jp/(次回へ続く。
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取材協力:ミラノサローネ国際家具見本市
https://www.milanosalone.com/