〔特集〕コーディネート拝見から心躍るアイテムまで 春爛漫の器あそび うららかな陽気とともに、テーブルを彩る器でも思いきり春を楽しんでみませんか。集いのシーンをセンスアップするコーディネート術、進化する名窯地への小旅行、贈り物にしたい人気作家のアイテムなど、暮らしに華やぎをもたらす器の「今」にご案内します。
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新感覚を味わえる海外作家の器
海外で活躍する作家や工房に目を向けてみると、日本とはひと味違ったアイテムが見つかります。使うたびに心躍る品々を集めました。
伝統技法をモダンに昇華した逸品
【 セルジオ・ティオッツォ工房 】

1952年にイタリア・ムラーノ島に創業し、現在は国際的に評判を博す2代目のクラウディオさんが継承する名工房の作品。伝統的なムリーネ技法を用いつつ、現代的なデザインと色彩感覚が冴える。
3点組みの「Trilogia(トリロジア)」(手前から時計回りに24.5×14.5×高さ3センチ、11×13.5×高さ3センチ、14.5×11.5×高さ3センチ)15万1800円、左の角小皿「Giappone(ジャポーネ)」(10.5×10.5×高さ1センチ)各1万9800円/chisa
静かな存在感を放つオブジェのような器
【 エフェリス 】

独創的な世界観で注目され、香港を拠点に活動するアーティストのクウィーニー・チャンさんによるセラミックブランド「エフェリス」。手びねりとろくろで生み出される、凜としたフォルムが美しい。
上・「CONCH PITCHER」(27×12.5×高さ24.5センチ)10万7800円、右・「GIBBOUS PLATE16」(15.5×14×高さ3センチ)各2万5300円/ATELIERMO
キャベツ柄をデコパージュで表現
【 ジョン・デリアン 】

デコパージュのアーティスト、ジョン・デリアンさんが蒐集した、古い時代の印刷物の図柄がモチーフの器。ニューヨークのスタジオで、職人が紙をガラスに貼り付けてハンドメイドで制作。水洗いはできないのでガラス表面を拭いてお手入れを。
「デコパージュプレート グリーンリーフ」(34×24×高さ1.5センチ)3万1900円/FEELSEEN
食卓をキャンパスにして色遊びを楽しむ
【 セラミチ 】

パリでブランドを立ち上げ、2020年に東京へ拠点を移したセラミックアーティストのセキミチコさんの器は、遊び心に満ちたものばかり。多彩な色と質感のプレートで、食卓をアーティスティックに楽しんで。
右・「パレットプレート26センチ マルチカラー」(径26×高さ0.5センチ)1万6280円、左・「1/2プレート」(26×13×高さ0.5センチ)7040円、「1/4プレート」(13×13×高さ0.5センチ)各4345円/ザ・コンランショップ 東京店
重ねた姿はバラの花びらのよう
【 ヴァレリー・カサド 】

薄くのばした陶土に、アンティークのレースを型押しして模様をつけた優美な陶器。南フランスのアトリエで一点一点手作業で制作しており、裏側まで繊細な模様が入っている。グレーの土に白い釉薬をかけたノワールコレクション。
上から「ソーサー」(17×13×高さ3センチ)1万780円、「デザートプレート」(21×20.5×高さ2.5センチ)1万7600円、「プレート」(27×26.5×高さ2センチ)1万9800円/FEELSEEN
軽やかな英国スリップウェア
【 ジェニファー・ホール 】

赤土の素地に化粧土を施し、釉薬をかけて焼成する伝統的なスリップウェアの中でも、ジェニファー・ホールさんの作品は比較的薄手で手取りも抜群。爽やかなブルーの魚模様が、窯があるウェールズの海を彷彿させる。
「マグ」(口径11×高さ9センチ)、「ボウル」(口径16×高さ7センチ)各1万2100円/Gallery St. Ives
(次回に続く。
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