人生を豊かにする猫のいる暮らし そばにいるだけで心を満たし、日々小さな幸せを運んでくれる“猫”という存在。一緒に暮らす楽しみや、猫モチーフを愛でるひとときなど、それぞれの「猫が好き」を集めた、猫愛に溢れる特集をお届けします。
可愛いパートナーとの暮らし拝見「猫と私」の幸せ時間

東儀秀樹さん宅のナユタくんは活発で人懐っこいベンガル猫。お風呂のお湯のがぶ飲みが得意。
雅楽師 東儀秀樹さん 音楽家 東儀典親さん
猫 ナユタくん

東儀秀樹さんと長男の典親さん、ナユタくん。愛猫の名は、東儀さんが「戦争や災害が絶えない世の中の癒やしとなるような音楽を」と願って作った曲「那由多の祈り」に由来。那由多は数の単位で、極めて大きな数量を意味。
確かな信頼関係で結ばれた音楽家父子とベンガル猫
シャム猫、雑種の野良猫、アメリカンカール……幼い頃からさまざまな猫と暮らしてきた東儀秀樹さんは、猫と一緒に遊ぶのが大好き。ベンガル猫のナユタくんを迎えたのも、ペットショップでそのやんちゃぶりを目にし、「楽しく遊べそう」と惚れ込んだからでした。
「自由な猫と、いつも本気で遊んでいます」──秀樹さん 
東儀さんの背中を悠々と乗り越えていく。奥様にはしない行動なのだとか。野性のベンガルヤマネコとイエネコの血を引くベンガル猫は斑点模様が特徴。

大あくびの瞬間を激写。
東儀家には父子が音楽活動に使う楽器類が数多くありますが、ナユタくんは基本的にどの部屋も出入り自由。そこには東儀さんの「自由であってこそ、猫」という信念があります。「そして、人は自由な猫を見て、元気になったり、癒やされたりする。おかげで我が家のソファは爪とぎでボロボロですが(笑)」。長男の典親さんは「でも、楽器にいたずらをすることはありません」と話します。
「パカラパカラって、馬のように走る猫です」──典親さん 
何をしても𠮟られない東儀さんの膝の上でのんびり。東儀さんご一家は、ナユタくんの鳴き声でご飯が欲しいのか、トイレに行きたいのかがわかるという。

見つめ合う幸せなひととき。
家中を野性的に走り回り、一家団らんに参加し、就寝前は鬼ごっこをせがみ、父子どちらかの足もとで眠るナユタくん。「家族の誰かが出かけているときは、家にいる人がナユタの写真を撮って送るのが恒例です。写真を見ると、一刻も早く会いたくなりますね」と微笑む典親さん。家族皆、スマートフォンにナユタくんの写真が増える一方です。
音楽ルームにて。お二人によると、何かを狙うようなこのポーズが「一番ナユタらしい」そう。
東儀秀樹(とうぎ・ひでき)1959年、奈良時代から1300年以上、雅楽を世襲してきた東儀家に誕生。高校卒業後、96年まで宮内庁楽部に在籍し、宮中儀式等で雅楽を演奏。現在はジャンルを超えた音楽活動に情熱を注ぐ日々。デビュー30周年記念アルバム『THE TOGISM』が8月26日発売予定。
東儀典親(とうぎ・のりちか)2006年生まれ。ギター、ピアノ、ベース、ドラム、笙、舞、作曲など多方面で才能を発揮。10月からスタートする『東儀秀樹30thアニバーサリーツアー~悠久と革新のTOGISM ~』に出演する。
(次回へ続く。)
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