
おいしく健やかな毎日をつくる「わんこ薬膳」の基本(5) 「薬膳」とは、季節や体質に合わせた食材を使い、健康維持や病気予防を目的にした料理のこと。東洋医学の考えに基づいた“食養生”は、人間だけでなくペットの健やかな体づくりと不調解消にも役立ちます。この連載では、発売中の『いちばんやさしい わんこのための薬膳のきほん』(柴田千恵著、世界文化社刊)より、簡単かつ本格的な「わんこ薬膳」の取り入れ方を解説します。前回記事はこちら>>
暦の上では立春(2月4日)を過ぎると春になります。春は五臓のうち「肝」と関係が深く、肝の働きを安定させることで春を健やかに過ごせます。肝をいたわるには血が十分に足りている必要があり、そのためには気を巡らせることが大切。春の木々のようにのびやかに気を巡らせ、余分なものをデトックスする食材を中心にメニューを組み立てましょう。
レシピに入れたアサリや菜の花は、この時季に積極的に取り入れたい旬の食材。菜の花には解毒と血流をよくする作用があり、春にとれるアサリには血を作り余分な熱を取る働きがあります。そのほか、血を作る小松菜、気を巡らせる春キャベツとピーマン、気と血にアプローチするにんじんも加えました。
材料(5kgのわんこ1食分の目安)
生カツオ … 40〜50g ▶ 食べやすい大きさに切る
柴田千恵さん
しばた・ちえ 国際中医薬膳管理師・POMCペット中医薬膳管理師・国際中医師。愛犬の病気をきっかけに、2017年より「わんこのための食養生ごはん」の開発をはじめ、これまでに累計81万食を販売。同時に、ペットの薬膳教室や中医薬膳オンラインスクール、薬膳カウンセリング、講師業などを通じて、中医学や薬膳学の知識を実践的に活用できる学びの場を広げている。
一般社団法人POMC 食養生薬膳協会(オンラインスクール)https://www.petpomc.com
わんこの食養生ごはん(オンラインショップ)https://pawplus.jp
instagram:@pawplus
現役獣医師や管理栄養士なども受講するペット中医薬膳の専門家が、わんこ薬膳の基礎から実践までわかりやすく書き下ろした一冊。Webには載せていないレシピや食材も多数掲載しています。
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撮影/大見謝星斗(世界文化ホールディングス) イラスト/ねもときょうこ