インテリア

マインドをリセットできる全面開口の絶景風呂〔感動のバスルーム拝見01〕

ゆったり、あったか長風呂のすすめ 「感動のバスルーム拝見」第1回(全9回) おうち時間が長くなっている今、家の中で、どう楽しく心豊かに過ごすかは、日々の暮らしの大きなテーマとなっています。温水浴を習慣とする日本人にとってお風呂は単に衛生のためだけでなく、心身を癒やすくつろぎのためのもの。ストレスを取り除き、明日への英気を養ってくれる─ ちょっと贅沢で優雅なバスタイムを考えます。

マインドをリセットできる全面開口の絶景風呂

S邸(静岡・熱海)

設計/坂倉建築研究所(倉竹之助 藏田好博 北山 修)

マインドをリセットできる 全面開口の絶景風呂
Sさんの浴室設計への要望は大きく3点。(1)ヒノキ風呂であること、(2)海に向かって全面開放できること、(3)湯船に浸かったときの目線の高さで海を楽しめること。ヒノキ材の浴槽は特注、洗い場にもヒノキ材のすのこを用い、肌触りと香りが楽しめ、温泉のようにリラックスできるバスルームを実現させた。

伊豆半島の崖上に建つこの別荘の浴室からは、眼下に相模湾の大海原が望めます。Sさんは知人の山荘の浴室が、フルオープンできる窓を採用し自然をうまく取り込んでいることに感心し、その発想をこの海の家に織り込めないかと、坂倉建築研究所に相談しました。

マインドをリセットできる 全面開口の絶景風呂
ガラスの折れ戸を開け放つと、額縁のような開口部から相模湾の大海原が見渡せる。浴槽の深さは55。床に埋め込まれ、湯船に浸かったときの目線の高さが水平線と重なり、海との一体感が感じられる。

「湯船に浸かってみると、気持ちよさは想像以上。宙に浮かびながらシームレスに海とつながっている感じ」とその出来栄えにご満悦。お湯は24時間循環させており、思い立ったらいつでも入ることができます。早朝は朝日を眺めながら、そして夜は明かりのない海原の向こうに広がる満天の星を見ながら……。湯船に浸かり、のんびり心を解放するひとときは、多忙な日常を送るSさんがマインドをリセットする、貴重な時間となっています。

マインドをリセットできる 全面開口の絶景風呂
洗面室にはスツールと小さな冷蔵庫があり、ドリンクを飲みながら休息できる。

撮影/角田 進 スタイリング協力/山田喜美子

『家庭画報』2021年3月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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