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選りすぐりの銘木で自分だけのインテリアアイテムを誂える。京都「泰山堂」

2021.02.19

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心静かに、向き合いたい 京都の美に触れる 第8回(全17回) この時期の京都は観光客も少なく、心静かに本来の魅力を堪能できる絶好の季節です。京都を代表する料亭が満を持して開催する“料亭美術館”、精緻な“手業の美”に出会える美術館やショップ、そして“冬の美味”を味わう食事処──。今、注目の京都のさまざまな美の形が、ここにあります。前回の記事はこちら>>

“木の宝石”で誂える私のかたち


外箱など
左は、江戸初期に作られた花器用の黒柿の外箱。(高さ16×幅7.5×奥行き7.5センチ、8万円)。右はフランス製のワイングラス用に作られた、神代杉の外箱(高さ11.5×幅6×奥行き6センチ、5万円)。注文から完成まで約2か月。

泰山堂


息をのむほど美しい孔雀模様の黒柿や、2000年以上土の中に埋もれていた神代杉、玉杢目の欅など、銘木が重なり合うように並ぶ泰山堂。目利きの村尾泰助さんが自ら、または京都の指物師や木地師に依頼して、香合やジュエリーボックス、器の箱、名刺入れ、お盆や折敷、額縁など、さまざまなアイテムを作っています。


花台
神代欅で作られた、京都の職人技が光る花台(幅40×奥行き29×高さ2.5センチ、18万円)。

「自分が大切にしているものに美しい箱を誂えれば、自分の想いが後世にも伝わり、中のものがずっと残ります」と話す村尾さん。美しい工芸品や骨董品をこよなく愛し、蒐集している村尾さんの手にかかれば、完成度の高い、時代を超えて残る品が手に入ります。

香合
ジュエリーケースにもなる香合。左から順に、屋久杉の縮杢(直径6×高さ2センチ)、黒柿(直径7×高さ2センチ)、黒柿の孔雀杢(直径5×高さ2センチ)、各6万円~。

額縁や箱などをぴったりのサイズで誂えるには、中に入れるものを持参して、店内で木材を選ぶのが一番ですが、電話で相談してオーダーすることもできます。店内では実際にさまざまな木工品が見られ、夢が膨らみます。

店内
全国各地から選りすぐられた銘木が並ぶ店内。

村尾泰助さん
泰山堂 村尾泰助さん

泰山堂
京都市上京区新烏丸通丸太町上ル信富町304
TEL:075(213)0355
営業:11時~日没 不定休
事前に電話にて予約を
撮影/本誌・坂本正行 取材協力/永松仁美

『家庭画報』2021年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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