インテリア

スズランの香りがふわりと漂う、卒業祝いのボックスフラワー

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

2月28日の贈り花

2月28日の贈り花

先輩から後輩へ、卒業祝いのボックスフラワー

2月の末になってくると卒業祝いの花の依頼も多くなります。今回は先輩からかわいい後輩に贈るお祝いの花です。

「とてもかわいい後輩」と何度もおっしゃっていたので、贈る花もかわいらしいアレンジにしなくては、と思いました。そこで、開けたときのサプライズ感が魅力のボックスフラワーを作ることに……。

丸いボックスに詰めたのは、ピンク系のふんわりしたラナンキュラスと、白い清楚なスズラン。淡いピンクのアスチルベで空間を埋めて仕上げました。スズランはとてもよい香りがするので、蓋を開けたときにふんわり漂うと思います。

ピンクと白の花色合わせ、しかもひらひらのラナンキュラスとベル形のスズラン。かわいらしい要素をボックスにぎゅっと詰めて贈ります。どうか大人になってもいつまでもかわいらしさを失いませんようにと願いを込めて。

【使用花材】
ラナンキュラス ポンポンハーマイオニー、ライトピンク
スズラン
アスチルベ ライトピンク

贈り花のヒント
ボックスアレンジもすっかり贈り花の定番スタイルになりました。お客さまからボックスアレンジで、とご指定いただくことも多くなっています。

ぎゅっと詰まった感じがボックスアレンジの魅力。すき間が空かないように、アスチルベなどの小花を上手に利用して詰めます。

開ける前からワクワクするように、ラッピングにも気を遣いましょう。花色と同じ色のリボン、またしゃれた柄のリボンを使っても素敵。小さなメッセージカードを添えれば、ギフト感がさらに演出できます。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道に進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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