インテリア

百寿のお祝いに贈る、愛らしいアプリコット色のアレンジメント

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

10月6日の贈り花

10月6日の贈り花

百寿を迎えたお祝いにアプリコット色のアレンジを

百寿を迎えられたお祖母さまのために、ホテルのレストランでお祝いの食事会を開くということで、お孫さんからのテーブルに飾る花のご依頼です。明るくかわいらしい印象にしたいと思い、アプリコット色のダリア、アスター、ピンク色のリシアンサスを集め、細長いバスケットに低くこんもりと挿しました。

絶妙な色調の美しいダリアはヴァニラという品種で、高知県安芸郡の芸西村の生産者さんから届きました。蕾で届いたので、開きかけの愛らしい表情をそのまま生かしてみました。そのダリアとちょうど同じ色合いのアスターのマッシュサーモンは、北海道の「JA伊達」から。北の大地が育んだ上質の花です。

ピンクの実がかわいいシンフォリカルポスと、紅葉ヒペリカムを加えて、かわいらしさの中に季節感あふれるアレンジに仕上げました。100歳になってもかわいらしさを失わず、お孫さんに愛されるお祖母さまをイメージしながらのアレンジ。華やかな花でお祝いの席がさらに盛り上がりますように。

【使用花材】
ダリア ヴァニラ
アスター マッシュサーモン
リシアンサス NFモナピンク
シンフォリカルポス マジカルメロディ
紅葉ヒペリカム
ベニスモモ ファスティギアータ
豆軍配ナズナ
ゼラニウム

贈り花のヒント
オレンジ色がかったピンクのアプリコット色はかわいらしい印象で、どの年代の女性にも喜ばれます。秋にはダリアやアスター、バラなどの美しいアプリコット色が出回るので、ぜひ使ってみてください。ピンクやオレンジ色を加えて、色の幅を広げると、表情に変化が出てより楽しめます。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

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