インテリア

紫が好きな4歳の女の子。誕生日祝いに贈られたのは、どんなお花?

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

10月2日の贈り花

10月2日の贈り花

紫が好きな女の子へのバースデープレゼント

透き通るように美しいラベンダー色のリシアンサスと、かわいらしいピンクのバラを合わせて誕生祝いの花を届けました。誕生日を迎えたのは4歳になる女の子。まだ4歳なのに「好きな色は紫」と聞き、その素敵なセンスに将来が楽しみになりました。

日本では幼い女の子の好きな色といえば、ピンクが定番。洋服やアクセサリー類もピンクを多く見ます。でも欧米では、ベビー用品に淡い紫がよく使われています。色白の赤ちゃんに淡い紫は、とてもよく似合うと思います。

アレンジのメインに選んだのはもちろん、ラベンダー色。それも、透明感のある美しいラベンダー色のリシアンサスです。花びらの縁に少し緑が入るかわいらしいピンクのバラと合わせました。さらに、みずみずしい緑色のアップルミントを多めに添えることで、4歳というフレッシュ感を表現しました。

紫が好きな4歳。どんな女の子だろうと想像しながらの制作は、自然に笑みが浮かんでくる楽しい時間です。ラベンダー色のギフト、気に入ってくれるといいな、といつもの贈り花以上に願っています。

【使用花材】
リシアンサス NFラベンダー
バラ マロンフォレスト
クレマチス ミセスアヤメ
ケイトウ プティフルーツマーメイドピンク
ベニスモモ ファスティギアータ
紅葉ヒペリカム
アップルミント

贈り花のヒント
シニアの方には落ち着いたシックな色、若い方にはビビッドで華やかな色…。花色を選ぶとき、お相手の年齢にとらわれてしまう方も多いようです。個人的には花色選びに年齢は関係ないと考えていますが、花をもらった方がどう感じるかが一番大切なので、その年齢に好まれる色使いを忘れないようにしています。ただ、どの年代の方でも自分が好きな色の花をもらうのがいちばんの喜び。毎年贈るバースデーギフトなら、好きな一色をメインに、組み合わせる花の色を替えて、新鮮なイメージにするのもおすすめです。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

Ranking今週の人気記事 ベスト5

家庭画報 最新号

2019年11月号 10月1日(火)発売

「赤坂」の魅力をたずねて

一部地域は輸送の関係で発売が遅れる可能性があります。

© SEKAI BUNKA PUBLISHING INC. All rights reserved.

Loading