インテリア

誰も見たことのないウエディングブーケ。黒い花の正体は?

藤野幸信さん 365日の贈り花ダイアリー 「フルール トレモロ」オーナー 藤野幸信さんが手がけたブーケやアレンジメントで綴る365日の花日記。贈り花のある、素敵な暮らしのヒントをお届けします。記事一覧はこちら

9月30日の贈り花

9月30日の贈り花

白と黒のモダンでかわいいウエディングブーケ

私の店の花レッスンの生徒さんの息子さんが結婚されることになり、花嫁さんに贈るウエディングブーケの制作を受けました。

クラシックなデザインの白いウエディングドレスに合わせるブーケですが、白と黒という大胆な色使いは、花嫁さんからのオーダーでした。

真っ白と黒ではコントラストが強くなりすぎると考え、白のバラにブラウンベージュのバラをミックスし、淡く色づき始めたノリウツギのミナヅキも加えました。黒い花はチョコレートコスモスで決まりです。

ドレスのデザインに合わせ、ブーケは正統派のティアドロップ型に決めました。同じシルエットのキャスケード型より短く、かわいらしい印象の涙のしずく形です。

お嫁さんに喜んでもらいたいというお姑さんの気持ちを込めたブーケです。これから先、家族として仲良く幸せに暮らしてほしいという私の思いも込めて、丁寧に作らせていだたきました。

【使用花材】
バラ シェドゥーブル、ジュリア、フェアビアンカ
ノリウツギ ミナヅキ
チョコレートコスモス
アップルミント

贈り花のヒント
最近ではカジュアルな雰囲気の結婚式が多いため、花嫁さんのブーケも、花材の茎を長めに残してラフに束ねただけの「クラッチブーケ」というスタイルが人気です。

でも、キャスケードやティアドロップなどのブーケには、クラシックなスタイルならではの美しさがあります。会場の雰囲気やドレスのデザインにもよりますが、伝統的なスタイルのブーケで、「きちんと感」を演出するのもおすすめです。

下の写真をスワイプしてご覧ください。

藤野幸信/Yukinobu Fujino

広島駅から少し離れた段原の骨董通りにある「fleurs trémolo」(フルール トレモロ)オーナー。

広島大学大学院理学研究科生物科学専攻を卒業後、花の道の進んだ異色の経歴。

店名のtrémoloは音楽用語で震音を表し、「感動で声が震える」ことを意味する。感動する花束を多くの人に届けたい、という思いから、市場を頼らず、自ら生産者情報を入手して、お気に入りの花を集める。何種類もの花を使ったブーケは、エレガントでナチュラル。

制作したブーケのアップを続けているフェイスブックから人気が広がり、全国各地から贈り花のオーダーが届く。

月刊『フローリスト』などの雑誌の連載や表紙などでも人気。2018年6月に新著『季節の色合いを楽しむブーケ』(誠文堂新光社)を発刊。 https://www.fleurs-tremolo.com

Ranking今週の人気記事 ベスト5

家庭画報 最新号

2019年11月号 10月1日(火)発売

「赤坂」の魅力をたずねて

一部地域は輸送の関係で発売が遅れる可能性があります。

© SEKAI BUNKA PUBLISHING INC. All rights reserved.

Loading