発表会、演奏会、演劇など「舞台上で渡す花」に向き不向きはある？

8月4日の贈り花

ピアノの発表会にかわいらしいお祝いの花を

友人のお子さまのピアノの発表会に届けるお祝いの花です。

ピアノの発表会の贈り花のオーダーを、よくいただきます。演奏を披露したあとに舞台で手渡しする花です。今回はピンクの花を、しかも丸い大きな花を集めたアレンジに仕上げました。


バラとガーベラの組み合わせではありふれた印象なので、エキナセアを加えて変化を出しました。

ガーベラの花心をご覧ください。花を選ぶ際にちょっとこだわり、ピンクだけだとラブリーになりすぎるので、花心の色が黒い品種を探しました。

そして、エキナセアの花心も黒。色味につながりを持たせた花選びをすると、まとまり感のあるブーケになります。

白っぽい小さな花穂はシルバーキャット。ブーケ全体に繊細さを与え、ピンクをより明るく見せてくれます。

お子さまなので、あまり大きなブーケでは手にしたときのバランスが悪くなります。小さめでも客席から見て映えるようにと心がけました。

【使用花材】
バラ オール4ラブ
蕾ガーベラ
エキナセア サザンベル、バブルガム
アップルミント
スペアミント
シルバーキャット

贈り花のヒント
舞台で手渡しする花は、客席からでも映えるブーケにするよう心がけています。

バラやガーベラなど、大きめの花で形がくっきりしているものなら最適。ユリやグロリオサ、ヒマワリなどは花粉が衣装につく心配があるので、あらかじめ花粉を取り除いた状態で、また花粉が出ないタイプを使います。

下の写真をスワイプしてご覧ください。