開店祝いの花を店舗に贈るときに気をつけたいこととは？

8月3日の贈り花

パティスリーのオープン祝いに大人色のアレンジを

友人のパテシエがお店をオープンするのでお祝いの花を、という依頼です。
アンティーク好みの方なのできっとお店も落ち着いた雰囲気、とお聞きし、落ち着いたトーンの花を集めることにしました。


バラは広島県の「神田バラ園」さんのオール4ラブ。淡い赤紫が美しく、落ち着きと同時に気品のあるバラです。

そしてもう1種、アンティークな雰囲気といえばラロックです。静岡県の「八木ばら園」さんのオリジナル品種で、個性的な花色が魅力。このバラはブルームタイプといって、ほ場で根が付いた状態で花を咲かせてから出荷するので、花に栄養が行き渡り、花もちもよくなります。淡いピンクから緑までが入り混じる変化のある花色がすぱらしいバラです。

アンティーク調や、落ち着いた雰囲気にしたいときに効果的なのが、フランボワーズやブラックベリーなどの実ものです。赤や黒に色づく途中の実の色はとてもシック。丸い花とは異なる実の形状もアレンジのアクセントになります。

お店は岡山だそうですが、どんなお菓子が並んでいるのか、一度見に行ってみたくなりました。

【使用花材】
バラ オール4ラブ、ラロック
クレマチス ミセスヒトミ
ブラックベリー
フランボワーズ
アップルミント
ローズマリー
豆軍配ナズナ

贈り花のヒント
開店祝いに、贈り花はとても喜ばれます。門出を祝う気持ちがまっすぐ伝わり、また店内に飾ることで賑やかな雰囲気も演出できます。

ただし、お店のテイストに合った花を贈ることが大切です。花をオーダーする前に、オープンするお店のインテリアやオーナーさんの好みなどを確認しておきましょう。

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