モダンな仏壇を暮らしの中心に。多様なライフスタイルに寄り添う“デザイン厨子”

暮らしの中心になる「祈りのかたち」の今

ご先祖さまに手を合わせ、家族の健康と平穏を祈るための拠りどころとなる仏壇。

かつての日本では暮らしの中心に仏壇があり、子どもの成績表を置いて報告したり、いただき物をお供えしたり、仏壇は祈りの対象であるだけでなく、わが子の情操や人との絆を育む役割も果たしていました。

生活様式や人々の意識が多様化し、さらに長引くコロナ禍で私たちの心が不安定になりがちな昨今、住まいの中に祈りの場を持つことは精神の安寧につながります。


デザイン厨子「タイプE」（高さ35×幅70×奥行き20センチ）55万円　手前左から、内田鋼一「プラチナ彩花入（大）」1万6500円　清水真由美「練込の器18'-8mini bowl」2万6400円　「砂張りんセットいぶし（大）」4万1800円　「メノウ位牌 S グレー」12万1000円　十時啓悦「オブジェ113 象形 d」1万3200円／すべてギャラリー厨子屋　フォトフレーム／すべてクリストフル 青山本店

インテリアデザインの巨匠
内田 繁が考えたスタイリッシュなデザイン厨子

「現代の仏壇に過度な装飾は不要」という内田 繁さんの想いが結実したモダンな厨子。凜としたシンプルなフォルムは、現代のリビングとも調和します。

家庭画報2008年8月号「リビングに似合う仏壇」より。

住宅から都市開発まで優れたデザインを多数手がけてきた内田さん。

デザイン厨子「タイプE」の誕生当初、ご自宅のリビングでこれからの仏壇についてお話を伺いました。白い空間の中、「タイプE」が美しく調和しています。