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今こそ欲しい!普段使いの“ぬりもの”。漆器ブームの牽引役、赤木明登さんの器

2022.04.26

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普段使いのぬりもの(漆器) 第1回(全10回) コロナ禍、家族が揃って食卓につく機会が各段に増え、より質の高い器を買い求める機運が高まっています。これまで、敷居が高いと敬遠されてきた漆器人気もその流れのひとつ。日本の器文化の最大の特異性は、器を手で持ち、口をつけることにあります。手に取り、唇に触れるたびに心が和む木の器は、殺伐とした時代にあってゆとりを取り戻す“癒やしの器”としての側面が再評価されています。

今こそ欲しい“癒やしの器”


「漆は特別なものではなく、普段の生活の中で使う世界こそ、本来の姿でないか」と問いかけたのは、輪島の漆工芸家“漆の革命児”故・角 偉三郎さんでした。

特別なもの、特殊なものになってしまった漆器を日常のもの、普通の世界に引き戻したという意味で彼の創造は「漆の革命」でした。

今、その志を受け継ぐ次世代が、新しい豊かな感性をもって現代の食卓を演出しています。たったひとつの器が心を豊かにしてくれる――


ぬりものは、そのことを確実に気づかせてくれます。

漆器ブームの牽引役 赤木明登(Akito Akagi)


普段使いのぬりもの(漆器)

角 偉三郞さんの作品に惚れ込み、漆の世界に飛び込んで34年。1994年に独立して以来、現代の生活に合うシンプルな美しさを追求し、漆器の新たな魅力を世に知らしめた。

「普段の制作で大切にしているのは、造形に備わる根本原理を踏まえること。そのうえで器自体が置かれる空間との取り合わせを考えることです」。

マットな仕上がりは現代の明るい照明のもとで、漆器をより美しく見せる。

下のフォトギャラリーで詳しくご紹介します。
掲載漆器についてのお問い合わせは、『家庭画報』2022年5月号96~97ページまたは、第2回(4月27日配信予定)のギャラリーをご参照ください。 撮影/本誌・西山 航 取材・文/冨部志保子
『家庭画報』2022年5月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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