ライフスタイル
2021/06/08
北海道「十勝千年の森」の新谷みどりさんに学ぶ 美しき菜園ガーデン 第5回(全10回) 家庭菜園の楽しみは、安全でおいしい野菜を食べられるだけでなく、生長する美しい景色を日々間近で観賞できること。国内外で農業と園芸を学び、独自の視点で菜園づくりに取り組むヘッドガーデナー、新谷みどりさんに毎日見ていて惚れ惚れする菜園のコツを聞きました。前回の記事はこちら>>
「十勝千年の森」のトマトは、すべて「エアルームシード」の代表格である「エアルームトマト」です。エアルーム(Heirloom)とは「家宝」を意味し、欧米で先祖代々、受け継がれてきた伝統的な品種。
色も形も味も個性豊かで、歴史の奥深さが味わえ、一代限りの交配種(F1)にはない魅力があります。
アクセス | 北海道上川郡清水町羽帯南10線 |
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入園料 | 1200円、小中学生600円、未就学児無料 |
TEL | 0156(63)3000 |
開園時間 | 4月24日~10月17日 9時30分~17時(9~10月16時) |
とかち帯広空港から車で60分、JR十勝清水駅からタクシーで15分(約3000円)
日高山脈と十勝平野の接点にある雄大なスケールの庭園。400ヘクタールの敷地内には世界的なガーデンデザイナー、ダン・ピアソン氏が設計した4つの庭(アースガーデン/大地の庭、メドウガーデン/野の花の庭、フォレストガーデン/森の庭、ファームガーデン/農の庭)がある。電動の乗り物「セグウェイ」によるガイドツアーやチーズ作り体験(期間限定)も楽しめる。
南九州大学園芸学部造園学科卒業。2002年、公開型庭園のガーデナーを目指してスウェーデンに渡り、ミレスゴーデン、ローゼンダール・トレーゴードで学ぶ。帰国後、造園会社や園芸会社で経験を積み、2008年、十勝千年の森のヘッドガーデナーに就く。
02 初心者にも真似しやすい「葉物のバラエティ菜園」の作り方
04 自然素材で作る憧れのウィグワム。「鈴なりトマトタワー」の作り方
09 イギリスで“21世紀最良の庭”と絶賛。北海道「十勝千年の森」の美しき菜園ガーデン
10 採れたて野菜がご馳走に。スウェーデンスタイルの祝祭料理7つ
監修=新谷みどり 撮影=大泉省吾 取材・文=大山直美 イラスト=三好貴子 協力=十勝千年の森
※この特集で紹介した栽培例は、北海道・十勝地方で実施されたものです。地域や気候により、適する植物や植え付け時期などは異なります。
『家庭画報』2021年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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