ジョニー楓の「運気予報」 惑星の配置や動きを読み解くことで、運気は天気と同じように「予報」することができます。ジョニー楓さんが毎月の運勢をお知らせ。決断の時期や気をつけたいことなど、あなたの「今日」にお役立てください。
2025年6月21~22日
~太陽が蟹座に移動(21日)、太陽と土星がスクエア(22日)~
――この時期はどんな流れになるでしょう。ジョニー楓さん:21日は太陽が蟹座に入り夏至を迎えます。つまり「切り替えポイント」に入ります。
何度かお伝えしていますが、蟹座は、主に「共感や同化や集合意識」を表し、カップルや家族、あるいは会社や地域や国など人によってそのサイズはバラバラですが、「個人の主張を消して、関わる共同体の為に尽くすこと」に幸せを感じるサインです。
なので、”力を合わせて”とか、”一丸となって”とか、”運命共同体”とか、前乗りで(6月10日から)蟹座入りした木星が作った抽象的な雰囲気を、更に太陽が「具体的な行動」に移していくイメージです。
よって、改めて“確かめ合ったり”、“求め合ったり”、“誓い合ったり”することが必然的に多くなる気がします。
ただ、こちらも何度かお伝えしていますが、一方で、牡羊座にいる土星(試練)、海王星(際限の無さ)とハードな角度になります。
なので、情感的な心を優先するにしても、習慣や伝統を引き継ぐに至っても、「気持ちだけではなく」例年に類を見ない今の現状や、常識を大きく超えてくる「今の時代の勢い」を頭に入れた上でお願いできればと思います。
例えば、代々続いた会社を継いだは良いが、前任者の残した多額の借入金の返済まで引き継ぐことになったとか、子連れの方と結婚したは良いが、自分は、まだ一度も出産を経験していないのに母親業に追われることになったとか。
考えようによっては国が弱っている時だからこそ、責任を買って出て「今を立て直せたら凄いインパクトを残せる」みたいなことも中にはあるかもしれませんが……。
個人を犠牲にして集団の為に尽くそう、捧げようと思う気持ちは素晴らしいことだし、今の時代にとても必要なことだと思います。
ただ、「その後に"ちゃんと責任や立場を全うできるか?"も同時に実際面で考えていくこともこの時期は大切」ということを頭に入れながらお願い致します。
ジョニー楓さん
雑誌連載や、個人セッションなど多岐にわたって活躍し、著名人からの鑑定の依頼も絶えない。タロットカードや、ダイスなども使い複合的に占う。インスタグラム/公式note
絵/植田志保(
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