自宅に新年の福を呼ぶ活用術「午年・開運切り絵」 大きく前進する一年となりますように──。そんな願いを込めて、『家庭画報』2026年1月号(通常サイズ版)では、2026年の干支である馬をかたどった、切り絵のオリジナル付録を制作しました。細部の美しさまで際立つ飾り方でご自宅を彩り、新年の福を呼び込みましょう。※
新年付録「午年・開運切り絵」は1月号【通常サイズ版】のみについています。
ブームの秘密から心構えまで 御朱印の歴史とQ&A
SNS等で話題の「切り絵御朱印」としても楽しめる『家庭画報』2026年1月号の特別付録「今森光彦デザイン 午年・開運切り絵」。
全国9社で、中央の余白に御朱印をいただけます(後述)。
神社仏閣を訪れる機会が多い今の時期。神聖な場所でいただくものだからこそ知っておきたい歴史やマナーについて、民俗信仰の研究者である八木 透さんに伺いました。
午の切り絵に御朱印をいただけるのは全国9社。境内にレストランもある東京の「戸越八幡神社」。
「御朱印の始まりは、お寺から信者が写経を納めた証として授与されるものでした。登場は江戸時代以降と考えられます。今でも御朱印を『納経印』と呼ぶのはその名残です」と話す八木さん。もう一つの起源についても教えてくれました。
「主に密教系の寺院で行われた仏事で、僧侶や参拝者に配られた厄除けのお札『牛玉(王)宝印』です。牛玉は牛の胆石である『牛黄』で、朱印に牛黄を混ぜたことに由来するともいわれています」
御朱印が一般的に広まったのは、明治時代以降。庶民の自由な旅が許されるようになってからです。代表的な旅が寺社参拝で、多くの人がその記念として御朱印を求めるようになったのです。戦後は四国遍路の流行などにより、さらに浸透していきました。
「近年の人気は、20世紀終わりごろからの経済の冷え込みによるパワースポットブームがきっかけ。特別な場所を訪ねた証として、御朱印を集める人が増えたのです。御朱印は、すべて神社仏閣のオリジナルであり、世界で一つのアート。マナーは守りつつ、自分に合ったスタイルで楽しんでください」
お話を伺った方
八木 透さん(やぎ・とおる)佛教大学歴史学部教授。専門は民俗学。文学博士。御朱印ブームの火付け役となったガイドブックの監修がきっかけで、御朱印の第一人者に。著書に『御朱印のひみつ 見かた・楽しみかたがわかる本 札所・寺社めぐり超入門』(メイツ出版)などがある。
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今森光彦さんがデザイン!2026年新年の福を呼ぶ「午年・開運切り絵」 特別付録付き『家庭画報』1月号→ Q 御朱印をいただく際の心構えについて教えてください。
A 感謝の気持ちを忘れずに由緒などにも心を寄せましょう。最初に拝殿やご本尊に参拝してから御朱印をいただくのが基本。起源やゆかりの人物を知れば、御朱印はさらに意味深いものに。事前に小銭の用意も忘れずに。「志納(お気持ち)」なら、300〜500円が妥当です。御法度は、せっかく書いていただいた文字に対して愚痴をこぼすこと。常に感謝の気持ちが大切です。
長野と群馬の県境にある軽井沢の「熊野皇大神社」。
Q 御朱印帳はお寺と神社で分けたほうがよいでしょうか。
A 必ずしも分ける必要はありません。もともと日本では神仏習合だったため、同じ御朱印帳でもよいと思います。2冊持参するのは、なかなか大変ですし、区別できなくなる可能性も出てきます。ただ、寺社によっては分けていない御朱印帳だと記帳を断られる場合もあることは覚えておきましょう。
Q 御朱印帳以外に授与をお願いしてもよいでしょうか。
A 寺社が快く受けてくれれば大丈夫です。原則は御朱印帳。ただ、お遍路で納経用の白衣に御朱印をいただくのに倣って、新しい白いTシャツを持参する人もいます。付録の午の切り絵に授与されたものも新年を寿ぐ特別な一枚になるでしょう。
Q 御朱印集めのおすすめの楽しみ方を教えてください。
A 複数の寺社を回るめぐり巡礼はいかがでしょう?参拝した日付が入るので、御朱印は旅の思い出となります。エリア別、御利益別、ご祭神別に御朱印帳を分けて集める方もいます。おすすめは、四国八十八ヶ所や西国三十三ヶ所、七福神、全国一宮といった専用の御朱印帳でめぐる旅です。
上は世界文化遺産「富士山」の構成資産の一つ「東口本宮 冨士浅間神社」で書いていただいたもの。切り絵の御朱印は近年ブームとなっている。
Q 御朱印はどのように保管するのがよいでしょうか。
A 粗末に扱わなければ特に縛りはありません。御朱印は参拝の証であり、 信仰の対象として手を合わせたり、神棚に祀るものではありません。そのため、大切に収納し、時折開いて思い出にひたるのがよいでしょう。
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今森光彦さんがデザイン!2026年新年の福を呼ぶ「午年・開運切り絵」 特別付録付き『家庭画報』1月号→ ご協力神社
『家庭画報』2026年1月号特別付録「午年・開運切り絵」を御朱印紙として、下記の神社にお持ちください。
中央の余白に御朱印をお書きします。
※期間は2025年12月1日~26日、2026年1月15日~3月31日です。また、時間帯によりご対応いただけない場合がございます。
※お持ちいただく際は各神社所定の初穂料を必ずお納めください。
※通常の御朱印と仕様が異なる場合がございます。
※神社によって対応可能な時間および曜日が異なります。事前に電話や公式SNS等で確認のうえ、ご参拝ください。
(1)五方山 熊野神社東京都葛飾区立石8-44-31
TEL:03(3693)5623
(2)戸越八幡神社東京都品川区戸越2-6-23
TEL:03(3781)4186
(3)熊野皇大神社長野県北佐久郡軽井沢町峠町1
TEL:0267(42)5749
(4)東口本宮 冨士浅間神社静岡県駿東郡小山町須走126
TEL:0550(75)2038
(5)伊豆山神社静岡県熱海市伊豆山708-1
TEL:0557(80)3164
(6)石清水八幡宮京都府八幡市八幡高坊30
TEL:075(981)3001
(7)大原神社京都府福知山市三和町大原191-1
TEL:0773(58)4324
(8)芦屋神社 兵庫県芦屋市東芦屋町20-3
TEL:0797(34)1833
(9)吉備津神社岡山県岡山市北区吉備津931
TEL:086(287)4111
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新春4大付録
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2)今森光彦デザイン 午年・開運切り絵
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