自宅に新年の福を呼ぶ活用術「午年・開運切り絵」 大きく前進する一年となりますように──。そんな願いを込めて、『家庭画報』2026年1月号(通常サイズ版)では、2026年の干支である馬をかたどった、切り絵のオリジナル付録を制作しました。細部の美しさまで際立つ飾り方でご自宅を彩り、新年の福を呼び込みましょう。※
新年付録「午年・開運切り絵」は1月号【通常サイズ版】のみについています。
掛け軸を用いた飾り方。和室はもちろん洋室にも映える。写真は軽井沢にある熊野皇大神社の御朱印が書き込まれたもの。
切り絵作家・今森光彦さんがデザイン
尾をなびかせて地を駆ける一瞬を切り取った、躍動感溢れるシルエット。デザインを手がけたのは、写真家としても知られる切り絵作家の今森光彦さんです。「午年生まれの僕にとって、馬は特別な動物」と今森さんは話します。
右・神使として、天に昇っていく姿をイメージした第1案。「随所に散らした梅は、切り絵の面白味であるざっくりとした風合いをあえて残しています」(今森さん)。左・編集部からのオーダーを経て、疾走する姿に変更となった第2案。
「これまで世界各地で馬を見てきました。北海道で野生の道産子を撮影したり、馬に乗って移動する人々が暮らす、東南アジアの島に長期滞在したり。馬を切り絵で表現したのはこれが初めてですが、各地で目にしたその力強い姿を思い出しながら、輪郭を描きました」。特にこだわったのは、凜々しい口もとだそう。「絶妙なバランスを探って、何度か作り直しています」。
今森光彦(いまもり・みつひこ) 
写真家・切り絵作家・環境農家。1954年滋賀県生まれ。2023年より、大津市街から仰木に移住し、“環境農家”という新しい農業のあり方を模索している。第20回木村伊兵衛写真賞、第28回土門拳賞などを受賞。著書に『今森光彦の心地いい里山暮らし12か月』(世界文化社)ほか。本誌にて「生きものと歩む“ 環境農家”の愉しみ」を連載中。
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今森光彦さんがデザイン!2026年新年の福を呼ぶ「午年・開運切り絵」 特別付録付き『家庭画報』1月号→ 最新技術(レーザーカット)による繊細な意匠が暮らしを彩る

アクリルフォトフレームに挟み込み、お気に入りの写真や置物と一緒に。置物「干支 馬ゴールド」9万6800円/バカラ

アクリルボックスを使った飾り方。台紙との間に隙間を作り、光を当てると、影が美しく浮かび上がる。
縁起のよい馬モチーフを日常に取り入れて
流行のレーザーカット加工が施されたこの切り絵。飾り方はさまざまで、フォトフレームや額縁に入れるほか、テーブルのセンターピースとしても活躍します。
シンプルな正統の額装で、壁に彩りを。額装/ラピアーツ
今森さんにおすすめの飾り方を伺うと、「ステンドグラスのように窓に貼ったり、アクリル板に挟んで日の差す場所に立てかけたり。光を透過させると、切り口がとても美しく浮かび上がりますよ」。
ガラス製マットの下に敷き、テーブルコーディネートのアクセントに。
馬は古来、勝利や商売繁盛の象徴として親しまれてきました。縁起のよいモチーフを身近に取り入れ、新年を華やかに迎えてみませんか。
『家庭画報』2026年1月号 大好評発売中!

『家庭画報』2026年1月号 通常サイズ版
新春4大付録
1)宮内庁御用達 箸勝本店・国産檜 祝箸5膳セット
宮内庁御用達 箸勝本店・国産檜 祝箸5膳セット
2)今森光彦デザイン 午年・開運切り絵
3)中山秀征 特別揮毫「寿ぎの心を書に宿して」
※プレミアムライト版と書の内容が異なります。
4)ハイジュエリーカレンダー2026
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