新旧対立、破壊と再生。世界中が紆余曲折しながら未来のために動きます※6月1日に発売された『家庭画報2025年7月号』に掲載された内容です。2025年は、幕開けからまさに“天の気”の「乙」が表すとおり、土から顔を出した新芽が曲がりくねってでも伸びようとする、紆余曲折を繰り返す「転換の年」となっています。
22年に始まった未だ終結の目処が見えないロシアによるウクライナ侵攻は、アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏とロシア大統領ウラジーミル・プーチン氏による解決に向けての話し合いが始まりました。
たとえ、終結の方向が見えたとしても、果たして約束どおりに進むのか、まさに世界が注視する、先行きが見えない状態でしょう。
さらに、トランプ氏が推し進める“自国ファースト”のさまざまな政策方針により、各国との摩擦も起き始めています。同時に、ロシア、ドイツ並びに各国が自国ファーストへの傾向を強め、混沌の様相を色濃く映しています。
また、アメリカのインフレの流れは加速し、その煽りは日本にも波及し、社会、企業、個人へと混迷の状態を見せています。
“地の気”の「巳」は“裏から表に現れる”という意のままに、国内ニュースで見るような各業界の旧体質や因習が浮き彫りにされ、時代のバトンタッチがどのようにされていくのかが課題でしょう。転換の過渡期は痛みを伴いながら、右往左往して革新へと進まなければならないのです。
時代の流れにしっかり乗れば開運力はエネルギーを発揮します個人の運勢に影響を及ぼす“人の気”である「二黒土星」は生きることに関するあらゆる基盤を整える一年を示します。過渡期の不安定な時代は、流れがあちこちに行き、渦の中にいるような感覚です。
しかし各個人が水草のように水底にしっかり根を下ろし、濁流にのみ込まれても流れに乗って受け流せば、必ず青々とした新芽が美しく生い茂る時が来るのです。
ただし、昔の価値観や今までの方法論はもはや通用しません。この先10年の人生の基盤を構築し、今の状況を見直し、生き方の革新を起こす時です。
開運は時代の変化、トレンド、方向を的確に察知して、その流れに乗ることで決まります。うまく自分を合わせていける知恵とスキルが開運力となるのです。
当然、ご自身の中でも新旧の攻防があるでしょう。だからこそ、新しいことに挑戦して心身をクリーンアップしてみることです。