美味手帖

京都「木乃婦(きのぶ)」のお取り寄せ。実山椒や黒七味をきかせた京風ローストビーフ

京都&パリ ひみつの美味案内 世界の食都、京都&パリ。地元のグルメな方々に、現地に暮らすからこそ知っているおすすめの美味をこっそり教えていただきます。記事一覧はこちら>>

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【5月の美味案内】
京都の美味をお取り寄せ

(取材・文/西村晶子)

京都の洛中で3代続く、人気料理店「木乃婦(きのぶ)」で作られているローストビーフ。お取り寄せ品があることはあまり知られていませんが、こちらは地元・京都の食通や肉好きが一目置く逸品です。ハレの日に楽しんだり、進物にしたり。心づくしの手づくりの味を楽しめます。


実山椒入りのたれをソースにするだけでピリッとした後味のよいローストビーフに。

肉好き京都人が一目置く、店の料理人が丹念に仕上げたうまみたっぷりの肉の逸品

伝統を受け継ぎながらも進化を旨とする、「木乃婦」の三代目主人・髙橋拓児さん。このローストビーフも日本料理店ならでは味わいがあり、髙橋さんのレシピのもと、店のスタッフが1つずつていねいに焼き上げています。


商品はギフト箱に入れて、クール宅急便でお届け。日本料理店ならではのこだわりの味は贈答用品としても人気。

牛肉は、ブランドや産地よりもローストビーフに向く肉質かどうかを重視し、主に丹波牛のラムシンやランプ肉を使っています。脂が強すぎず、赤身が硬くない、きめ細かいサシの牛肉で、ナイフを使わなくても噛み切れる柔らかさ。ブロック肉の真空パックが冷凍の状態で届き、冷蔵庫で1日を目安に解凍すれば、そのままいただけます。


ほどよいサシが入ったブロック肉を使っているので、やわらかくて肉のうまみたっぷり。

季節感を大事にした究極のローストビーフ。夏は青柚子、秋は赤味噌、冬は柚子味噌味に

ローストビーフは、醤油、お酒、みりんで作ったたれで調味しており、そこに実山椒や黒七味を加えて味の緩急をつけています。さらに季節感も取り入れ、夏は青柚子、秋は赤味噌きのこ、冬は柚子味噌味と、四季折々の味も用意されるとのこと。


辛味と香り立つ黒七味風味のローストビーフ。ワインにも日本酒にも合う、贅沢な味わい。

ちなみに黒七味は京都の「原了郭」製、実山椒は香り高い和歌山のぶどう山椒をたっぷり用い、和の香辛料でピリッと仕立てています。


店のスタッフが1つひとつ丹念に焼き上げ、独自のたれに漬け込んだローストビーフ。1箱1万2000円(税別・送料別)。解凍後の消費期限は3日。

袋から取り出したら、肉は2mmから3mmほどの厚みにカットして味わいます。そのままはもちろん、たれをかけてもよく、濃厚ながら後味はさっぱり。40種類近い野菜からとったフォン・ド・ボーをベースにしており、これをソースやドレッシングの代わりに使うだけで洒落たサラダやサンドイッチに早変わりします。和のローストビーフながら洋風のアレンジができ、生野菜や温野菜、パンとも相性ばっちりです。

今年のゴールデンウイークは、家で過ごすステイホームウイークでした。お出かけしない分、我が家の食卓でゆっくり贅沢にお肉を味わってはいかがでしょう。


京都の口の肥えた旦那衆をはじめ、地元の人々に愛される料理店「木乃婦」の3代目、髙橋拓児さん。店は全館個室で、食事会や饗宴に対応。

京料理 木乃婦

京都府京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町416
電話 075-352-0001
営業時間 11時30分~14時(LO)、17時~19時30分(LO)
定休日 不定休
http://www.kinobu.co.jp

※商品の問い合わせ、注文は電話にて受付。発送までに時間がかかる場合があり、余裕をもって注文を。
※新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、営業時間、定休日等は直接お店にご確認を。

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西村晶子/Shoko Nishimura

関西を拠点に、京都の食や文化、人、旅を幅広く取材、編集。長年、『家庭画報』の京都企画を担当し、さまざまな記事を執筆。最近の書籍の仕事に『旨し、うるわし、京都ぐらし』(大原千鶴著)がある。

表示価格は税別です。

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