〔特集〕2026年の新潮流を贈る最高のチョコレート 世界を見渡してみても、日本ほどバレンタインとチョコレートが深く結びつく国は、ほかにありません。年に一度のチョコレートの祭典をめがけ、世界中の職人たちがしのぎを削り、その創造性をひと粒に込めます。近年、カカオはもちろん、フルーツやはちみつ、乳製品といった素材の“源流”を理解したうえで、いかにチョコレートへと昇華させるかが、シェフたちの関心の中心になっています。また、活躍する職人にファンがつき、その感性を味わうという“推しショコラティエ”文化も広がっています。今、注目の個性派ショコラティエたちが生み出す、最前線をご紹介します。
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個性豊かに新風をもたらす注目ショコラティエ

カカオの可能性を究める「ロディックチョコレート」
カカオの個性をダイレクトに味わえる「チョコレートバー」1728円~。摘みたてのラズベリーの香り広がるマダガスカル・アンバンジャ産や、白ぶどうの香りが感じられるエクアドル・サモラチンチぺ産など、産地ごとのカカオを楽しめます。「ボンボンショコラ12粒」7776円。カカオ本来の味とリンクする素材を重ねる、山内大輔シェフならではのひと粒。
“引き算”の製法でカカオの持ち味を表現
ロディックチョコレート(東京・千石)──山内大輔さん
フランス国家最優秀職人章(MOF)受章のショコラティエ、パトリック・ロジェ氏のもとでスーシェフとして活躍し、名門ホテルやメゾンの監修も担う山内大輔さん。
自ら焙煎したカカオ豆を使ってフレンチボンボンを再構築する山内大輔さん。
2025年に開業した自店は、ビーントゥバーの工房を備え、15種以上のカカオを使い分け、焙煎具合も変えながらカカオの可能性を探求する、まさにチョコレートの研究室です。
手前はカカオハスクを用いた「ショコラブリュレ」702円、奥はあずきのような風味を持つエクアドル・パッハリート産のカカオできんつばをイメージした「ブラウニー」648円。
「カカオ豆本来の味わいを際立たせるため、ペーストにする段階では砂糖を加えません。そのため加工時間も短縮されて繊細な香りも留めることができます」と、“引き算”の製法でカカオの個性を引き出します。
白で統一された店の外観。
豊かなアロマを宿すカカオ豆の種皮(カカオハスク)を用いたブリュレやクッキーも好評です。
ロディックチョコレート住所:東京都文京区本駒込6-2-8
インスタグラム:
@lodycchocolate
世界一のショコラ名鑑の最新版

写真/ SUGIZO.
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