［とらや］竹皮包みの羊羹、その美味を再発見

室町時代後期に京都で創業した「とらや」は、約500年にわたり和菓子文化を担ってきました。年中行事や茶の湯、古典芸術などと結びつきながら発展してきた和菓子の中でも、「とらや」の代名詞として知られているのが竹皮に包まれた小倉羊羹「夜の梅」。

器にのせた羊羹を丁寧に切り分けて味わい、夜の梅の情景を思う贅沢な時間を楽しんで。

断面の小豆の粒が夜に咲く梅の花を思わせることから名づけられた菓銘のとおり、この羊羹には“春の夜の闇はあやなし梅の花　色こそ見えね香やは隠るる”と『古今和歌集』にも詠まれた風情溢れる日本の美が息づいています。

竹皮に包むのは、江戸時代の御用記録にも残る伝統のスタイル。中に2つの羊羹が入っている。「竹皮包羊羹2本入」6264円。

味わう際には、ぜひ“八分（はちぶ）切り”に。厚さ2.4センチならではの強い粘りのある重厚な食感や陰影の美しさ、しっかりとした小豆の風味と余韻ある後味を感じられることでしょう。

手軽さが人気の小形羊羹。2026年の干支である午の姿を配したパッケージは、1月中旬までの期間限定販売（なくなり次第終了）。「夜の梅」と「おもかげ」各6本、「新緑」4本が入った「干支パッケージ小形羊羹16本入」5400円。

春を告げる縁起物の梅にちなんだ凜とした佇まいの「夜の梅」は、新たな年を迎える時季にもぴったり。選りすぐりの材料を用い、熟練した職人が細やかに按配しながら手間を惜しまず作る極上の美味が、心を幸福感で満たします。

●お問い合わせ
とらや
TEL：0120-45-4121（ご注文承りセンター）
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