［叶 匠壽庵］丹精込めた小豆を味わう、夏の涼菓

進化させ未来に繫ぐ、職人技を贈る

滋賀県大津市の里山に本社を構える「叶 匠壽庵（かのうしょうじゅあん）」。“農工ひとつ”という理念を掲げ、「寿長生（すない）の郷（さと）」と名付けられた地に工場を含むすべての拠点を移してから40周年を迎えました。

清澄な水に恵まれ、豊かな自然に守られた地で作られる和菓子は、お菓子作りの心得として初代が残した言葉である“純一無雑”の精神が伝わってくる実直な味わい。日本らしい季節感や風情を感じる美味が揃います。

手前は小豆の濃厚な風味が広がるなめらかな口あたりの「水羊羹」1個324円。奥は柔らかな餅羹にのせた2色の小豆を透明な錦玉羹でとどめた「夏の玉露地」1個281円。ともに8月下旬までの夏期限定商品。

夏のおすすめは、小豆のおいしさを堪能できる涼菓。丁寧に炊いたこしあんに天然糸寒天を合わせた「水羊羹」は、日本の伝統柄を模した麻の葉型の新容器の意匠が目にも涼やかです。水打ちされた茶庭の飛び石がモチーフの「夏の玉露地」は、昨年リニューアルしてより清々しい趣に。通年人気の「栗山家（くりさんが） 」は、冷やすことで新鮮な味覚を楽しんで。

「寿長生の郷」に佇む庵の風情をイメージした「栗山家」1個292円。もっちりとした食感の蒸し羊羹の中に、里山の実りである栗の甘露煮が一粒包み込まれている。

それぞれのお菓子に適した国産小豆を厳選。「水羊羹」や「栗山家」には皮が薄くてこしあんに向く北海道産小豆、「夏の玉露地」の白小豆には大粒の兵庫県産白雪大納言小豆を使用。

伝統の職人技と、進化し続け、愛されてきた銘菓を未来へ繫げゆく心意気が込もった甘味が、暑気を払いほっと心を和ませます。

夏の手土産やお中元に。冷やしておいしい「水羊羹」「濃果汁（林檎）」「夏の玉露地」「栗山家」をギフトボックスに詰めた「夏水羹（NGS-30）」3240円。ネット注文は8月中旬まで、店頭販売は8月下旬までの予定。

琵琶湖から流れ出る瀬田川のほとりに位置する「寿長生の郷」。6万3000坪の敷地内には300種以上の樹木が茂り、お菓子の原料となる梅や柚子などを育てる農業も営まれている。

●お問い合わせ
叶 匠壽庵（かのうしょうじゅあん）
フリーダイヤル　0120-546-285
URL：https://onlineshop.kanou.com/