美味手帖
2021/09/08
「本物印」の食材で最高の朝ごはん 第10回(全16回) 食は命をつくるもの。とりわけ一日の活動を始めるエネルギーを補給する朝ごはんには心も体も喜ぶものを食べたいものです。真っ当な食材・食品さえあれば、献立はごくシンプルでよい。理想の朝ごはんにふさわしい「本物印」の食材・食品を日本全国で探しました。前回の記事はこちら>>
池田浩明さん(パンラボ代表)
パンの研究所「パンラボ」主宰の池田浩明さん。「NPO法人新麦コレクション」理事長としておいしい小麦の普及活動も行っています。池田さんいわく、国産小麦のパンが現れはじめたのは約30年前。当初は健康面や安全面から着目されていましたが、ここ5~10年は、国産小麦の「味」が注目を集めているといいます。
そのきっかけとなったのが、ミルキーかつフルーティな風味を持つ北海道産小麦「キタノカオリ」の登場。これに続き、個性豊かな国産小麦と、それを生かしたパンを焼くベーカリーが続々と誕生することになったのです。
素材自体がおいしいパンは、油や砂糖などの副素材を減らすことができ、日持ちもするため数日間は楽しむことができます。
「いいパンがあれば、それに添えるサラダや卵料理などもちゃんと作ろう、と自然と思えてきます」。朝の時間を丁寧に過ごしたくなる、パンライフのすすめです。
07 特別においしい無添加ハムとソーセージ「館ヶ森アーク牧場」
09 国産大豆と製法にこだわった“最高の納豆”「下仁田納豆」
10 「おいしくて体にいいパン」5選。パンラボ代表 池田浩明さん
12 オーガニックきのこで“腸美人”に!肉厚なしいたけ、生キクラゲなどをお取り寄せ
13 歌手の伍代夏子さんおすすめ。おいしい味噌、お醤油、納豆
撮影/本誌・坂本正行 スタイリング/chizu
『家庭画報』2021年9月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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