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京都「瓢亭本店」14代主人・髙橋英一さんが語る。歴代の樂、永樂のうつわ話

2021.01.22

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心静かに、向き合いたい 京都の美に触れる 第2回(全17回) この時期の京都は観光客も少なく、心静かに本来の魅力を堪能できる絶好の季節です。京都を代表する料亭が満を持して開催する“料亭美術館”、精緻な“手業の美”に出会える美術館やショップ、そして“冬の美味”を味わう食事処──。今、注目の京都のさまざまな美の形が、ここにあります。前回の記事はこちら>>

第1部 名品を愛でる“料亭美術館”


(1)常盤貴子さんが訪ねる京都「菊乃井本店」

【料亭美術館2】瓢亭本店〈南禅寺畔〉


瓢亭本店広間
広間の床には幕末の志士、品川弥二郎が口に筆を加えて戯れ書きをした軸が掛かる。髙橋英一さんの話をうかがいながら、永樂即全造の金襴手八角鉢や乾山写しの老松喰籠、樂 弘入造の赤桃形平鉢などがゆっくりと鑑賞できる。

14代主人・髙橋英一さんが語る

歴代の樂、永樂のうつわ話


400年の歴史を持つ、京都屈指の老舗料亭「瓢亭」は、南禅寺境内の茶店として暖簾を掲げたのが始まりです。1837(天保8)年に料理屋となり、長きにわたり文人墨客や国内外の賓客を迎えてきました。店の佇まいは往時と変わらず、敷地内には池を囲んで独立した客室と広間の4つの棟が点在しています。

今回の特別食事会の一番のお楽しみは、館の中を巡りながら庭やしつらいを愛で、主人愛蔵の器を拝見できること。なかでも瓢亭とつきあいが長く、400年の歴史を持つ樂家代々の器が鑑賞できる機会はなかなかありません。

「歴代の器はそれぞれに作風が異なるものの、いずれも時代を経ても変わることのない品格があります」とは15代当主の髙橋義弘さん。

また、父の英一さんが好んで集めた永樂家の器も公開され、代々継承されてきた華やかな意匠が特徴の交趾、染付、金襴手、赤絵の器を間近で鑑賞できます。
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