レストラン

北の大地の豊かな味わいを求めて。話題の北海道フレンチ

東京、北海道、金沢、大阪、福岡ほか 名店の「昼膳」 第9回(全18回) 桜の便りとともに、本誌の人気特集、「昼膳」の最新版が完成しました。編集部が日本全国より厳選した名店の数々をご紹介。ぜひ長くご活用ください。前回の記事はこちら>>

※以下の記事は、『家庭画報』2020年4月号取材当時の情報です。営業状況は変更となっている場合もありますので、最新情報は公式ホームページ等でお確かめください。

【ル・ゴロワ フラノ】(北海道・富良野市)―フランス料理
自然の恵みをストレートに伝える料理を満喫する

旬菜 ル・ゴロワ サラダ

新鮮な野菜たっぷりの「旬菜 ル・ゴロワ サラダ」。ロースト、フリット、テリーヌ、ピクルス……。20種類以上もの旬の食材を、それぞれに合う多彩な調理法で丁寧に仕立てたひと皿。

手をかけすぎずに手間を惜しまず食材を生かす──ル・ゴロワ フラノ

使う食材のほとんどが北海道産という独特のスタイルが“北海道フレンチ”と称され、東京で約20年にわたり愛されてきた料理店「ル・ゴロワ」が、大塚健一シェフとマダムの敬子さんの北海道への移住にともない、青山のお店を閉じたのは4年前のこと。

準備期間を経て一昨年2018年5月、脚本家・倉本 聰氏がプロデュースする、イタリアンテイストを加えた「ル・ゴロワ フラノ」として新たなスタートを切りました。

エゾ鹿肉

薪が燃えた後の赤い炭火になった熾火の状態で、エゾ鹿肉にじわじわと熱を加えてゆく。薪火独特の香りも味わいの1つとなる。

「東京でも北海道産の食材を使っていたのですが、届くまでに1日半はかかっていました。その1日半の違いで、こんなにも味が違うのかと私自身も驚いています。真摯に素晴らしい食材を作る生産者の情熱を、料理を通して感じていただけたら」と大塚シェフ。

窯

厨房の薪窯。薪は新富良野プリンスホテル敷地内の倒木を利用している。北海道に移ったことで、自然に囲まれた環境と、その循環の中で無理なく薪火を使った調理ができるようになり、料理の幅も広がった。

東京時代からの名物料理「旬菜 ル・ゴロワ サラダ」をはじめ、どの料理も手をかけすぎずに手間をかけ、食材のおいしさを引き出します。

ふっくら柔らかく焼き上げられた「エゾ鹿肉の薪火焼き」。

ふっくら柔らかく焼き上げられた「エゾ鹿肉の薪火焼き」。

また、敬子さんは「馬と暮らすという夢が叶えられたこの富良野は、命を感じさせる土地。自然の中に身を置いてみると、東京では知り得なかったさまざまな学びがあり、その学びが料理にもつながっています」とも。

シェフの大塚健一さんと、パティシエのマダム敬子さん

シェフの大塚健一さんと、パティシエのマダム敬子さん。土壁や木などの自然素材がふんだんに使われ、無垢材の家具が置かれた店内は、温かみのある居心地のよい空間。

豊かな自然に抱かれることでより磨きがかかった、ここにしかない特別な滋味に出合えます。

グレープフルーツのプリン

敬子さんが作る、ほのかな苦味をアクセントにした「グレープフルーツのプリン」。

にんじんのムースとトマトのクーリー

四季折々の自然を眺めながら「にんじんのムースとトマトのクーリー」を味わう。緑萌える季節には、大塚夫妻が飼っている4頭の愛馬たちが放牧されて景色の中に加わる。

馬

縁あって引き取った馬たちと暮らしたいという想いが、移住のきっかけになったという。

ル・ゴロワ フラノ

新富良野プリンスホテルから3分ほど歩いた白樺の森の中、広大なピクニックガーデンの一角に佇む。

ル・ゴロワ フラノ
住所:北海道富良野市中御料 新富良野プリンスホテル敷地内
TEL:0167(22)1123
営業時間:12時~14時30分(13時30分LO)、17時30分~20時30分(19時30分LO)
定休日:月曜、火曜(変更になる場合あり)
昼コース3270円、3900円、5300円。夜コース8300円~(いずれも税・サ込み)。写真は昼3270円と3900円の献立より。
個室2室(4名、8名/室料あり)※要予約

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