〔特集〕新緑を楽しむ 初夏の絶景旅 新緑が眩しく、一年で最も美しい季節。この時期に訪れるにふさわしい自然に恵まれたエリアへ誘います。その土地の自然そのものを目的地とする「グリーンツーリズム」、新旧の芸術や建築、それらがもたらす地域活性化の足跡を辿る「アート・建築ツーリズム」、そして、大自然の中での体験に重きを置く「アドベンチャーツーリズム」――。自然の営みに深く没入し、体験を軸とする新しい旅のスタイルを紹介します。
・
特集「新緑を楽しむ 初夏の絶景旅」の記事一覧はこちら>>>
グリーン、アート・建築、体験・冒険型……これが新しい旅のスタイル。
今、新しい旅のスタイルが広がっています。その共通項は、単に景勝地を回る観光ではなく、その土地ならではの文化に深く触れる没入型であること。
都心を離れ、自然豊かな農山魚村に滞在し、その土地の自然や文化を体感する「グリーンツーリズム」、全国各地で行われるようになったサイトスペシフィックな芸術祭に端を発する「アートツーリズム」や、新旧の建築を観光資源として街おこしをしようとする動きに乗じた「建築ツーリズム」、富裕層の間では世界的な潮流ともいわれる、大自然を生かした体験・冒険型の「アドベンチャーツーリズム」など。
夫婦で、親子で、友人同士で、あるいはお一人で。新緑が美しい行楽の季節。自然を満喫できる、気持ちのいい癒やしの絶景旅へご案内いたします。
庭園に囲まれて至福のランチを
鎌倉の邸宅サロン
木漏れ日が揺れる庭園、時を重ねた邸宅。かつての住人たちの物語が薫る空間で、シェフたちが贈る特別な一皿。風景と美食が調和する、鎌倉の瀟洒な邸宅サロンをご紹介します。
緑の庭を臨む名店で、目の前で仕上げる一皿を
ローストビーフの店 鎌倉山 本店(神奈川・鎌倉)

眼前に広がる庭園で、デザートやアペリティフを味わうひとときも格別。
昭和初期に高級別荘地としてひらかれた鎌倉山。緑深い小道を進むと、その先に広大な庭を擁する純和風の木造平屋が現れます。
往時の別荘文化の面影を残す室内。
創業者がこの地で店を開いたのは昭和46年。「肉の魅力を最もおいしく表現できるのはローストビーフ。かたまりで焼くからこそ肉のうまみが中に凝縮される」という信念からでした。以来半世紀余り、A5ランクの黒毛和牛を塩とこしょうだけでシンプルに焼き上げ、目の前で切り分けるスタイルを受け継いできました。
メインのローストビーフはコースにより部位を選べる。写真はサーロイン。創業時から受け継ぐグレイビーソースかガーリック醬油で。
肉汁がじわりとしみ出て、繊細でありながら深みのある和牛本来の風味が口いっぱいに広がります。新緑の季節はシェフ・菅野明広さんもすすめる最良の時季。全面ガラス張りの室内の窓を開くと、薫風が吹き抜けます。
ローストビーフの店 鎌倉山 本店住所:神奈川県鎌倉市鎌倉山3-11-1
TEL:0467(31)5454
営業時間:11時30分~15時30分(14時LO)、17時~22時(20時LO)
定休日:不定休
価格:昼のローストビーフコース1万450円~ 要予約
URL:
https://roastbeef.jp/(次回に続く。
この特集の記事一覧はこちらから>>)