〔特集〕記憶に刻まれるひと皿と出合う 新・感動ダイニング 誰もが知る人気シェフが新たに手がける話題のレストランから、美食家が贔屓にするアラカルトの実力店、その一皿のために足を運びたくなる未来のスターの店まで、2026年に訪ねたい心華やぐ美食の聖地にご案内します。
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世界の食通を魅了する日本のレストラン
以前より元気がないといわれる昨今の日本。しかし美食の分野では、世界から注目される存在であり続けています。一つの技を極める探究心、確かな技術に基づく応用力、自然の風土や季節を一皿に込めるセンス、そして心地よいひとときをもたらすためのこまやかなホスピタリティ……。
料理人をはじめ生産者やサービスマンに至るまで、プロフェッショナルたちの技が最高の食体験を創出しています。都心の有名店のみならず、親しみやすいレストランや地方の知る人ぞ知る店まで、世界の美食家が押し寄せる前に味わっておきたい最高の一皿、最高の料理店にご案内いたしましょう。
スターシェフの新たなる挑戦
ガストロノミーの世界を牽引するスターたちは、常に私たちに魅力ある食体験を提供するべく進化を続けています。彼らが新たなスタイルでオープンあるいはプロデュースしたレストランを訪ね、それぞれの想いを伺いました。
フレンチレストラン FOURGRAINS(東京・飯田橋)
令和に再び花開く王道のホテルフレンチ
1985年、「ホテルエドモント」の開業とともにオープンしたレストラン「フォーグレイン」。当時、日本人で初めてミシュランの星を取り、フランスから帰国したばかりの中村勝宏さんが初代料理長を務めました。
右から、岩崎総料理長、中村統括名誉総料理長、池内料理長。
伝統料理の手法を守りつつウィットをきかせた数々の美味は、今も多くの人の舌と記憶に鮮烈に残されています。
そして2026年1月、同じ場所で「フォーグレイン」第2章が開幕。統括名誉総料理長となった中村さんの薫陶を受けた池内英治料理長が腕をふるいます。
能登半島復興への祈りも込めた「昆布とバルサミコ酢をまとった輪島ふぐ」(奥)、「特選常陸牛 カンポットペッパー風味」(手前)。
「何より一つ一つの素材ときちんと向き合い、その力を引き出すこと。中村ムッシュからの学びをベースに、地に足のついた、しっかりとソースまで楽しめるフランス料理を目指します」。
池内料理長のスペシャリテ「フォワグラの小さなボール仕立て コーヒー風味FOURGRAINS 風」。中村統括名誉総料理長と岩崎総料理長の各々のスペシャリテの味わい、盛りつけなどを融合させて仕上げた一品。
JR東日本のクルーズトレイン「四季島」の料理長として日本各地を回り、生産者たちと築いた強固な絆や収穫体験も大きな財産。中村さんも認める卓越した料理感性を生かし、岩崎 均総料理長と二人三脚で“食のエドモント”の再始動を担います。
ダイニングのほか、個室もあり。
フレンチレストラン「フォーグレイン」東京都千代田区飯田橋3-10-8 ホテルメトロポリタン エドモント本館1階
TEL:03(3237)1111(代表)
営業時間:12時~13時30分(LO)、18時~19時(LO)
定休日:日曜・月曜
ミディ(ランチのみ)1万6000円、メイユール2万3000円
3営業日前までに要予約
(次回に続く。
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