レストラン

稀代のすし職人が開いた福岡・行天。一期一会の美味に浸る

2026.02.25

  • facebook
  • line
  • twitter

〔特集〕記憶に刻まれるひと皿と出合う 新・感動ダイニング 誰もが知る人気シェフが新たに手がける話題のレストランから、美食家が贔屓にするアラカルトの実力店、その一皿のために足を運びたくなる未来のスターの店まで、2026年に訪ねたい心華やぐ美食の聖地にご案内します。

特集「記憶に刻まれるひと皿と出合う 新・感動ダイニング」の記事一覧はこちら>>>

世界の食通を魅了する日本のレストラン

以前より元気がないといわれる昨今の日本。しかし美食の分野では、世界から注目される存在であり続けています。一つの技を極める探究心、確かな技術に基づく応用力、自然の風土や季節を一皿に込めるセンス、そして心地よいひとときをもたらすためのこまやかなホスピタリティ……。

料理人をはじめ生産者やサービスマンに至るまで、プロフェッショナルたちの技が最高の食体験を創出しています。都心の有名店のみならず、親しみやすいレストランや地方の知る人ぞ知る店まで、世界の美食家が押し寄せる前に味わっておきたい最高の一皿、最高の料理店にご案内いたしましょう。


会員制レストラン その魅力を拝見

より安心して美食を楽しめる会員制の料理店。お互いに顔の見える関係性だからこそ、パーソナルなおもてなしが可能に。「主客一如」の美食体験が待っています。

行天(福岡・浄水通り)
稀代のすし職人が開いた新たなる舞台

日本の自然が生み出した魚介類を、時空を超えたドラマティックなしつらいとともに楽しめるのが新しい「行天」です。まるで現代美術館のような佇まいの外観、エントランスを抜けると、銀河系をイメージしたというインテリアが迎えてくれます。

九州の自然素材にこだわり、玄関の「あられこぼし」には熊本・球磨川からの石が敷き詰められている。先にある扉は顔認証で開く。

玄関を入ってすぐのウェイティングには、中国最古の王朝、殷の時代のものとされる青銅の祭器と阿蘇の大地から生まれた溶岩石、なべた石のテーブルが。田部長右衛門家の瓦屋根をのせた博多塀が背景を彩る。

エレベーターで2階に上がると現れるのが、屋久杉のカウンターが映えるダイニングルーム。

最大10席の屋久杉のカウンターに立つ行天健二さん。

そして漆黒の夜空のような黒御影石の付け台に、食べやすく一口大に握ったすしが星のように輝きます。

屋久島在住の工芸作家、日高英世さんの手による屋久杉の箱に、全国から集めた綺羅星のような魚介類が並ぶ。

名物は長年信頼関係を築いてきた豊洲の有名仲卸「やま幸」のまぐろ。悪天候で飛行機が欠航した際には、手持ちで新幹線で運んでくれることも度々あるそうです。届いたまぐろは専用の冷蔵庫で保存し、2種類の赤酢をブレンドした酢めしと合わせ、ベストの瞬間を狙って提供します。

すし職人としては世界最年少でミシュラン3つ星に輝いた行天健二さんが2025年秋、店を移転し、最高峰のすしを提供すべく会員制に。これまで撮影不可だった店内とすしを家庭画報本誌で初公開。薩摩切子の器に盛り込んだにぎりは、八戸のまぐろ、天草のこはだ、羽立のうに、気仙沼のさより、対馬のあなご。

このほかにも豊洲の「越金」や京都・錦の「かね秀」から厳選された魚、「田中六五」の日本酒などが20台もの冷蔵・冷凍庫で徹底した温度管理がなされています。

まさにこの時、この瞬間の一期一会の味わいを、お楽しみください。

行天 GYOUTEN
福岡市中央区平丘町1-6 soumo Building
営業時間:17時30分~、20時45分~の2部制(ともに一斉スタート)
定休日:月曜・火曜
予算:おまかせコース6万500円~
入会金無料、年会費12万円 会員の審査基準あり

(次回に続く。この特集の記事一覧はこちらから>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2026年03月号

家庭画報 2026年03月号

撮影/鍋島徳恭 取材・文/仲山今日子 ※本特集でご紹介した料理や食材、天候や仕入れの状況等の影響で変更になる場合がございます。料金には別途サービス料がかかる場合がございます。

  • facebook
  • line
  • twitter

12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 02 / 26

他の星座を見る

Keyword

注目キーワード

Pick up

注目記事
12星座占い今日のわたし

全体ランキング&仕事、お金、愛情…
今日のあなたの運勢は?

2026 / 02 / 26

他の星座を見る