〔特集〕記憶に刻まれるひと皿と出合う 新・感動ダイニング 誰もが知る人気シェフが新たに手がける話題のレストランから、美食家が贔屓にするアラカルトの実力店、その一皿のために足を運びたくなる未来のスターの店まで、2026年に訪ねたい心華やぐ美食の聖地にご案内します。
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世界の食通を魅了する日本のレストラン
以前より元気がないといわれる昨今の日本。しかし美食の分野では、世界から注目される存在であり続けています。一つの技を極める探究心、確かな技術に基づく応用力、自然の風土や季節を一皿に込めるセンス、そして心地よいひとときをもたらすためのこまやかなホスピタリティ……。
料理人をはじめ生産者やサービスマンに至るまで、プロフェッショナルたちの技が最高の食体験を創出しています。都心の有名店のみならず、親しみやすいレストランや地方の知る人ぞ知る店まで、世界の美食家が押し寄せる前に味わっておきたい最高の一皿、最高の料理店にご案内いたしましょう。
特別な日の目的地にしたいメゾンへ
洗練された技を味わうだけでなく、メゾン全体に流れる非日常感もレストランを訪ねる醍醐味です。この一年で東京に誕生した注目の3軒を訪ねました。
Blue Box Caféby Natsuko Shoji(東京・銀座)
ティファニーで味わう、美食とアートの邂逅
長年「手間ひまかけて生み出された日本の食材はまるでジュエリーのよう」と語ってきた庄司夏子さんが、ニューヨークの名門ジュエラー「ティファニー」のレストランを監修。
「世界のベストレストラン50」で、アジアのベスト女性シェフ、ベストペストリーシェフの二冠に輝いた唯一のシェフ、庄司夏子さん。ご自身のレストラン「été」を休業し、毎日この店に立つ。
2025年8月にオープンした「Blue Box Café by Natsuko Shoji」は、アジア最大の旗艦店「ティファニー銀座」の4階に位置し、ティファニーブルーに統一された内装と、トップアーティストに特注した作品によって、まるでアートギャラリーのような世界が広がっています。
8人が利用できる個室には、「料理もアートである」と考える庄司さんのケーキと「ティファニー」を代表するジュエリー「バード オン ア ロック」、フラワーアーティスト東 信さんの作品を組み合わせた写真が飾られ、空間を鮮やかに彩る。
料理とデザートの両方の世界でアジアの頂点を極めた庄司さんは「名称こそ『カフェ』ですが、軽い気持ちで来た人が、本格的な料理にいい意味で裏切られる場所にしたいです」と話します。
シグネチャーの「NATSUKO特製ロブスターパイ」。
名作『ティファニーで朝食を』のヒロイン、ホリーやニューヨークからインスピレーションを得て生み出されたメニューもあり、優雅なひとときが約束されています。
上は、「牡蠣のソテー、カリフラワーとグリーンカレーソース」。下は、卵とアボカドのムース、キャビアを重ね、自家製ハッシュドポテトを添えた「ホリーズドリーム」。
朝食とアフタヌーンティー、そして夜にはアラカルトでディナーも楽しめます。
軽やかな味わいの「栗のパフェモンブラン」。
銀座の輝きにふさわしい、繊細な手仕事に磨かれた極上の味をぜひ楽しんでください。
ブルーボックスカフェ バイ ナツコ ショウジ東京都中央区銀座6-9-2 ティファニー 銀座4階
TEL:03(5005)0107
営業時間:10時30分~20時30分(変更の場合あり)アラカルトは18時~、18時30分~
ご紹介した「ホリーズ ドリーム」2万2000円、「牡蠣のソテー、カリフラワーとグリーンカレーソース」5500円、「NATSUKO特製ロブスターパイ」1万2000円、「栗のパフェモンブラン」3600円
「Table Check」で要予約
(次回に続く。
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