EDITOR’S REPORT 編集部員が街に溢れる情報の中から読者の皆さまに役立つものを厳選して紹介します。新しくオープンしたレストランやショップ、アイディアが光る新商品など、日々の暮らしをより楽しく、豊かにしてくれる情報をお届けします。
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季節の情景を思い浮かべながら五感で楽しむ和菓子のコース
御菓子丸喫茶
現代的な創作和菓子で注目を集めたユニット「日菓」を経て、2014年に「御菓子丸」の活動をスタートした杉山早陽子さんが、京都・烏丸御池のアートと食をテーマにしたサロン「IDOCHA」で週末限定の喫茶を始めました。
「IDOCHA」のモダンな趣のカウンター空間で楽しむ。
メニューは、お菓子4種類(うち一つは塩菓子と名づけた甘くないお菓子)と中国茶やノンアルコールなどの飲み物3種類からなるコース8025円のみ。
和菓子のコースから(お菓子はイメージ)。白小豆のこしあんを包んだ蒸し立ての薯蕷饅頭「しじま」。お茶は同じ建物内にあるレストラン「KOKE」の中村さちこさんに作ってもらった柑橘の皮とワタを高温乾燥して煮出したドリンク。
きんとんや薯蕷饅頭、葛焼きといった伝統的な上生菓子の素材使いや手法を踏まえつつ、新しい味わいを提案します。
塩菓子の「枯野」。伝統的な葛焼きをヒントに雲南省の乾燥きのこでとっただしで葛を練り、中にきのことれんこんを加え、上に揚げごぼうと木の芽がのる。
木の実やフルーツ、ハーブを取り入れて季節の情景を想起させたり、スープ状のものや焼き立てといった、仕立ての違いで温度や食感のコントラストを生んだり。その洗練された姿や銘も独創的です。
茶器にもこだわり、お茶は造形作家・沓沢佐知子作のポットで供される。
「見た目やスタイルは茶席の枠を超えていますが、根底には伝統的な和菓子があり、茶道の精神を大切にしたい」と、おもてなしを追求する杉山さん。
中国茶との出会いをきっかけに和菓子の表現の幅を広げるようになったと話す杉山早陽子さん。
お茶のペアリングで余韻を残し、和菓子の新境地を五感で堪能できます。
押し物を低温で焼いた「宝相華(ほうそうげ)」3800円などを販売。
御菓子丸喫茶
京都市中京区室町通二条下ル蛸薬師町287 IDO1階
(営)11時、13時30分、15時30分各一斉スタート
土曜・日曜のみ営業
インスタグラムにて要予約。
インスタグラム:
@okashimaru_