
ハイジュエラーのDNAを惜しみなく注ぎこんだ特別な場所、「ブルガリ ホテル 東京」。コンテンポラリーかつオーセンティックな、贅を極めた美がちりばめられたここは、まさに今をときめくホテルです。
メニューは昼夜ともにコースのみ。古伊万里や、オリジナルで作った器に盛られたさまざまな美味から「Sushi Hōseki」のおもてなしがスタートします。料理の内容は季節によって変わりますが、旬の魚のお刺身や、炙った魚介、さっと煮たあん肝や野菜の出汁でつくった茶碗蒸しなど、ひとひねりある逸品が次々と登場します。
一皿ひとさらがまさに宝石のような「Sushi Hōseki」を仕切るのは、清水拓郎料理長。数々の名店で磨いてきた技と知識を傾けて最高の食材と向き合い、ここでしか味わえない特別な美味を披露します。清水料理長のクリエイティビティはコースの組み立て方にも如実に表れています。白身や貝など優しい味わいが続く前半から中盤にさしかかる頃、コースの雰囲気がぐっとアクティブに変化していきます。
香り高い赤酢のシャリと絶妙に絡み合いながら、舌の上でとろけていく大トロに始まり、中トロ、赤身の漬けの握り―。そこからは緩急をつけながら、握りとおつまみがテンポよく供されていきます。北海道・羽立の生うに、鹿児島の車エビ、冬場だけ楽しめる自家製のカラスミや白子、そして穴子……。気づけばコースも終盤となり、締めは帆立のすり身と卵で作られる、カステラのような厚切りの卵焼きが登場。ほんのり甘くて温かい、ふわふわの卵焼きの余韻とともに、ドラマチックなコースがフィナーレを迎えます。
宝石という名の通り、“本物の価値”をそのおもてなしのすべてで体現している「Sushi Hōseki」。大切な日に、大切な人と訪れたいアドレスが、また一つ増えました。