レストラン

日本家屋で過ごす、柔らかな時間。“畑の恵み”を一皿に「レストランKAM」(埼玉・東川口)

初夏の「行楽昼膳」 最終回(全18回) 首都圏や関西各地から日帰り遠足気分で訪ねられる距離にありながら、別世界を味わえる、個性豊かなレストランにご案内します。前回の記事はこちら>>

レストランKAM RestaurantKAM(埼玉・東川口)

KAM 埼玉・東川口

植木や造園で知られるエリアに建つ風格のある一軒家。「いつかは二人で店を開こうと二十歳のときに約束していたんです」という本岡 将さん(手前)と田代圭佑さん。

畑からもてなしまで、幼なじみの二人三脚で

南フランスのカントリーサイドのレストランで、そして静岡の農園レストランで。料理人として研鑽を積んだ各地で「とれたての野菜の力ってなんて素晴らしいんだろう」との想いを深めていったという本岡 将シェフ。

2021年秋、自身が店を開くにあたって選んだのは、当然“ファームレストラン”というスタイルでした。

KAM 埼玉・東川口

右・自家製リコッタチーズにメレンゲなどを添え、ヒッコリーの香りをつけたスペシャリテの前菜。庭の金柑とこしょうをベースにしたドリンクと。左・グリーンアスパラガスなどのローストにベーコンのソースをのせて。ドリンクはブルーベリーの皮とざくろにスパイスを利かせた味わい。

ステージとなるのは、造園業を営んでいたお祖父さまが建てたという築60年強の日本家屋。

KAM 埼玉・東川口

普請道楽をきわめた祖父が選んだ欄間や柱などはそのまま生かしている。

3歳からの幼なじみである田代圭佑さんとともに、庭や周辺の畑に自ら野菜やハーブを植え、日々の手入れに勤しみます。

野菜をはじめとした食材のみずみずしい瞬間を切り取り、一枚のお皿の中で華やかに表現するシェフの料理。田代さんセレクトのワインはもちろん、オリジナルのノンアルコールドリンクとのペアリングも料理の個性をいっそう輝かせます。

コースが終わらないうちから、次の季節には一体どんな美味に出合えるのか期待に胸が膨らみます。二人が醸し出す柔らかな時間の居心地のよさと相まって、再訪が待ち遠しくなる一軒です。

下のフォトギャラリーで詳しくご紹介します。

Information

レストランKAM (レストランカム)

埼玉県川口市戸塚3-1-13

TEL 080-4623-0829
営業時間 12時~、18時~(いずれも一斉スタート)
定休日 月曜・火曜定休
  • 昼夜ともにおまかせコース1万1000円(税別) 2日前までに要予約(前月の1日に翌月1か月分の予約を開始) 昼夜ともに2組まで(最大人数5名)

〔特集〕初夏の「行楽昼膳」

01 「メゾンケイ」富士山を眺めながら、優雅にランチを

02 非日常と美味を求めて、御殿場「リストランテ桜鏡」へ

03 「湖里庵」で“旬の魚”を美しい景色とともに

04 絶景ランチスポット「リストランテAO 逗子マリーナ」

05 古民家で味わうモダンイタリアン「レストラン ココン」

06 心も体もリフレッシュできる、鎌倉ランチ「日本料理 吟」

07 チーズを満喫する一軒家ビストロ「スブリデオ レストラーレ」

08 「新・鎌倉美味みやげ」地元のかたがたに愛される注目店4軒

09 心ときめく、グッチのレストランへ美味なる小旅行

10 一軒家レストラン「ソンブルイユ」

11 個性的な器づかいの日本料理「よし邑」(東京・板橋)

12 プールに臨むダイニングでフレンチを。「AIC秋津洲京都」

13 「パレスホテル東京」のオープンエアの特等席

14 開放感のあるルーフトップで。豪快なフィレンツェ風ステーキ

15 「アマン京都」森の庭でアウトドアランチ

16 薪火の力、香りが織り成すユニークな一皿「マルタ」

17 農園の「今」を味わう、住宅地のオアシス「プラント」

18 “畑の恵み”を一皿に「レストランKAM」(埼玉・東川口)


この特集の掲載号
『家庭画報』2022年5月号掲載

『家庭画報』2022年5月号掲載

料理内容や食材、産地、営業時間、定休日等は変更になる場合があります。予めご確認のうえ、お出かけください。掲載の料金は税込み価格です。別途サービス料がかかる場合があります。

撮影/大泉省吾 取材・文/露木朋子

『家庭画報』2022年5月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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