沖縄食材と京料理の技が出会う。菊乃井の主人が手がける「無碍山房」石垣店

沖縄・石垣島随一の繁華街、730交差点の程近くに佇む数寄屋造りの店。



南国の街並みの中で目を引く静謐な店構え。


ここは京都「菊乃井」主人、村田吉弘氏が手がける、食事と喫茶が楽しめるサロン「無碍山房（むげさんぼう）」の石垣店です。



京都店の定番「時雨めし弁当」。9種のおかず、お椀と、ご飯には石垣島で揚がるまぐろをのせている。4400円。

床の織部焼のタイル、デンマーク製の椅子など、しつらいは京都の本店を踏襲、同じレシピで作られた抹茶パフェやいちごのかき氷、わらび餅などが用意されています。

そして、この店だけで味わえるのは、沖縄特産のフルーツを使った甘味や「まぁじゅん牧場」のジャージー牛乳で作ったアイスクリーム。



たっぷりの宇治抹茶に自家製カステラ、白玉、抹茶ゼリーなどを合わせた「濃い抹茶パフェ」1800円、石垣限定の「パイナプリンセス」1600円はパイナップルの生、コンポート、ソルベなどを盛り合わせた新作。

海風の当たる牧草を食べて育った「石垣大崎牛」のステーキやハンバーグなど、石垣島の食材と京料理の技が絶妙に融合した食事のメニューも充実しています。



石垣大崎牛のステーキ。定食3000円。

今夏、日本のリゾート、沖縄の旅の目的地の一つに加えてみてはいかがでしょうか。



沖縄の郷土料理、ソーキを、にゅうめんにのせた「京風ソーキそば」1200円。